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無明の住人 ◆qvvXwosbJA わずかに明るんできた空の下、加藤成海は全身に集中力を漲らせて身構えていた。 月明かりだけが頼りだった数時間前とは違い、今の境内は差し込みつつある朝日によって本来の色を取り戻すつつある。 しかし、そんなことは今の鳴海にはどうでもいいことだった。 十メートルほどを隔てて自分と対峙する銀髪の人形使い、それこそが鳴海が立ち向かうべき全てだったからである。 空気が張り詰める。自分の呼吸すら揺らぎとなって相手に伝わる気がするほどに。 一瞬ながらも永劫、そんな時間が流れ―― 銀髪の青年が、大地を蹴って跳躍した。 傍に控えていた懸糸傀儡(マリオネット)に飛び乗ると同時に、その人形の脚部の無限軌道が唸りを上げる。 そのまま最大加速での突進。自分に向って突っ込んでくるその巨体を横っ跳びにかわしながら、鳴海は叫んだ。 「――武装錬金!」 その叫びに呼応して瞬時に形成されたのは、右篭手の武装錬金・ピーキーガリバー。 その特性は、空気中の元素を取り込んでの質量増大に伴う巨大化。 すでに巨人の拳と化しているそれを、鳴海は人形の横っ腹に叩き込んだ。 だが、深いダメージにはなり得なかった。人形は両腕でその拳をガードしつつ、キャタピラを逆回転させて勢いを殺していたからである。 咄嗟に飛び退いて体勢を立て直した鳴海の頬を、一筋の冷汗が伝う。 「おいおい……なにが素人だよ」 鳴海の呟きに、銀髪の青年の口角がわずかに上がった。 だがそれも一瞬。再び動き出した人形の上で、彼は虚空を蹴った。 それと同時に足首で高速回転していたチャクラムが、鳴海目がけて射出された。 空気を切り裂き分断しながら一直線に突き進む円形の刃を鳴海はピーキーガリバーで弾き返し、間髪入れずに突進した。 無論、狙いは人形の操者ただ一人。 向こうも瞬時に両手の指の懸糸を繰り、人形の腕で薙ぎ払おうとするが――一瞬先に飛び込んだのは鳴海だった。 かつては人形「あるるかん」の腕であった左腕の義手から、聖ジョルジュの剣が飛び出す。 一足飛びに踏み込んで、鳴海は銀髪の青年の喉元に切っ先を突き付けた。 「俺の勝ちだな、アカギ」 「……参った参った……俺の負けだ」 鳴海の勝利宣言に、アカギと呼ばれた青年は軽く両手を振って見せた。 ▼ ▼ ▼ 「元々は人形がどれだけ使えるか試すための組み手のはずだっただろ? ありゃあ一歩間違ったら死んでたぜ俺」 「実戦レベルで試さなければ意味がない……それにやりすぎはお互い様だ、グリモルディが壊れたら元も子も無いだろうに」 「それはお前が全力で突っ込んでくるからだろうが!」 平然とした顔で流れる汗を拭うアカギを横目で眺めながら、鳴海は憮然とした顔で鳥居の礎に腰かけた。 ここで二人が出会ってからすでに二時間以上が経過している。 人形を慣らしておきたいというアカギの要望でここに留まり、一心不乱に糸を操り続ける彼を襲撃者から守ろうとしていたのも最初だけ。 結局他の参加者が現れる気配もなかったので、鳴海は鳴海で自分の支給品を使いこなそうと練習に励んでいた。 そしてついさっき。だいたい操作法は把握した、というアカギの呼び掛けに応じて立ち合いをしてみることにしたのだが…… (操作法を把握したってレベルじゃねぇ……ありゃあすでに凡人が何年も修行して辿り着くはずの域に達してやがる。 天才とか勘がいいとかそういう言葉ですら言い表せねえ……化け物かよ、こいつは) そう。わずか二時間と数十分の間に、アカギはグリモルディを自在に使いこなせるまでに上達していた。 もちろん歴戦の人形遣いに比べれば粗さが目立つものの、どう考えてもたかだか二時間でなんとかなるような技術ではない。 人並み外れた理論把握能力と実践能力。 常人の領域を遙かに凌ぐアカギの才に、鳴海は戦慄に近いほどの驚きを感じていた。 そんな鳴海の心中を知ってか知らずか、息を整えたアカギは自分のデイパックを漁り始めた。 地図と筆記用具を取り出して、鳴海の正面に座って地面に地図を広げる。 思わず覗き込む鳴海の目をちらりと覗き、アカギはいつもの淡々とした口調で話し出した。 「さて……肩慣らしも終わったところで、これからの行動方針を決めておく。 俺達はこのゲームを転覆させると決めた……それを実行するのには、三つの必要不可欠な要素がある」 アカギはその心の奥底を見通すような瞳で鳴海を見つめ、そのまま話を続けた。 「まず一つ……特殊な技術や知識といったものを持っている参加者と協力関係を結ぶこと…… 信頼関係でなくてもいい、あくまで協力関係……ギブアンドテイク、それで十分……」 アカギの言葉に鳴海は頷く。この状況下だ、容易に信頼関係が結べるとは鳴海も思ってはいない。 「それはいいんだが、向こうが疑ってきたらどうするんだ? 信用無しに協力ってのは骨が折れるぜ」 「言ってしまえばこれはあくまでビジネスのようなもの……この狂った殺人ゲームの阻止という目的に魅力を感じないのは狂人ぐらいだ。 利害が一致するなら協力自体は不可能じゃない。むしろ最初は疑ってくれた方が好都合……その方がゲーム転覆という希望が魅力的になる。 絶望的な状況であればこそ……人は……そこに希望があればついてくる……!」 アカギはそこでいったん言葉を区切り、改めて鳴海の方へ向き直る。 「もちろん闇雲に歩き回って協力者を集めるなどはっきりいって愚策……待ちに入った方が逆に効率的だ。 そのためには活動拠点……いわばアジトが必要だ。これが二つ目……」 「アジトねえ……そいつはまるで悪の秘密結社みてぇだな」 「秘密結社か……ククッ、悪くない……」 鳴海のぼやきにアカギは笑って答える。もっとも表情はいつものポーカーフェイスのままだったが。 「そうだとしたら総統はお前だな、アカギ。協力相手ってのがどんなに集まったって、お前よりブッ飛んだ奴がいるとは思えねえ」 「そいつは結構……さて、その悪の秘密結社のアジトだが」 地図をペンで指し示すアカギ。鳴海もまたその地図を覗き込んだ。 「……学校か?」 「そう……各種の設備を万遍無く備え、医療用品の入手も可能で、なおかつ人が集まりそうな場所……ここが適当だろう」 「俺はてっきり繁華街に向かうもんだと思ってたんだが。人ならそっちの方が集まるんじゃねえか?」 「一理ある……だが、全ての鉄道が集中し、この街全体の中枢となっている繁華街では、むしろ人が集まりやすすぎる…… 確かに協力者も見つかるかもしれないが、遅かれ早かれ殺人者という火種を抱え込むのは確実……避けるに越したことはない」 「どこにいたって危険とはいえ、激戦地になりかねないところにアジトを構えるのはよくない、ってことか?」 「その通り」 「腑に落ちねえが、まあいいか。それなら、こっちの病院はどうだ? 医療設備ならここより整ってる場所は無えだろ」 「そこは論外……集まるのはせいぜい怪我人と弱者狙いの火事場泥棒ぐらいだろう」 「そういうもんかね……」 頬を掻く鳴海を一瞥して、アカギは服の土埃を払って立ち上がった。 そのまま地図をデイパックにしまって、そのまま鳴海のほうに投げてよこす。 そのまま二三歩進んだところで、意図が掴めないまま二つのデイパックを抱えている鳴海の方を振り返った。 「行動するなら早い方がいい……話の続きは学校へ向かいながらだ。行くぞ、鳴海」 「そうならそうと言えよ。だいたい、この荷物は何だ?」 「グリモルディを操るには両手の全ての指を使うことが必要……荷物はあんたに預ける。もちろん核鉄は身につけておくがな」 アカギはそういうと、グリモルディの懸糸を両手の指に手早く装着した。 そのまま指を動かしてグリモルディを稼働させ、その背中に飛び乗る。やれやれと肩をすくめ、鳴海も二人分の荷物を背負いその後を追った。 ▼ ▼ ▼ キャタピラを唸らせ、グリモルディが大通りを駆ける。 初めてそれを見た人間なら、まさかそれが操り人形の類だとは思わないだろう。 事実、グリモルディは自動車とも遜色ないほどのスピードで走行していた。 アカギはただ淡々と糸を引き、グリモルディを操る。 そんなアカギの後ろ姿に、鳴海は声を張り上げた。 「そういや必要な要素の三つ目、聞いてなかったな! 行きがけに教えるって言ってたが、そろそろ言ったらどうだ?」 アカギは進行方向から視線をずらさず、あくまで前を見つめたままで何事か答えた。 「………… …… …………!」 「ああ!? なんだって!?」 グリモルディには風防の類がついていないので、巨体が風を切る音のおかげで声が聞き取りずらい。 そのことに気付いたのか、アカギも彼としては珍しく声を大きくして話し出した。 「三つ目……それは情報だ。例えば……支給品にはどのような技術が使われているのか、この首輪の内部構造はどうなっているのか…… この街の各施設の、地図を見ただけでは分からない具体的な機能に関する知識も必要になるだろう…… それに、このゲーム自体に未だ俺達が知らない未知のルールが存在する可能性すらある…… 情報……それも入手可能な限りの情報……ある意味では協力者や拠点以上に重要な、俺達の生命線っ……!」 鳴海は口を挟まなかった。アカギが、まだ何かを言うつもりだと思ったからだ。 「情報を集め、そこからこのバトルロワイアルの方程式を導く……それで初めて、ゲームの転覆が可能になる……! だが、その情報を集めるためだけに自分の足で駆け回るなど、いわば愚策……弾雨飛び交う中を散策するがごとく愚かな行為…… そこで先の二つ、協力者と活動拠点が重要になってくる。つまりは情報は他の参加者から入手するということ…… 臆病と思うかも知れないが、ぎりぎりまで命を危険に晒しても死んでしまっては何もかもが水泡っ…… 死力を尽くした奪い合いの果ての理不尽な死ならむしろ望むところだが、下らないミスで命を取り落とすのは凡夫のやること…… 結果につながらない経過に意味は無い……意味は勝ったときに初めて生じてくるっ……!」 アカギはそれを言い切ると口をつぐんだ。 どちらが話し出すわけでもなく、ただグリモルディの疾走音だけが鼓膜を揺らす。 しばしの沈黙の後、先に口を切ったのは鳴海だった。 「言いたいことは大体分かった。いくつか気にいらねえことを聞いた気もするが、そこまで考えてるってんなら文句は言わねえよ。 というわけで、改めて俺もその計画ってのに一枚噛ませてもらうぜ、アカギ」 不敵に笑ってみせる鳴海に、アカギはグリモルディのスピードを上げることで応えた。 そうして二人を乗せた懸糸傀儡は、未来のアジトを目指して疾走していった。 ▼ ▼ ▼ さて、ここで鳴海が気付いていない事実を一つ語ろう。 天性の才を持ち、それでいて恐ろしく頭の切れる男、それが加藤鳴海がアカギに抱いている印象だ。 それはおおむね正しいといえるだろう。事実、その認識自体は決して間違ってはいない。 しかし、そこには見落としがあった。 実のところ、鳴海はまだ赤木しげるという男の本質を理解していなかったのである。 アカギは、類稀なる才能と度胸、そして勝負強さを天より与えられた。 その才を持って何かを築きあげれば、あるいは世界すら掴めるのかも知れない。 しかし彼はそれを選ばなかった。 震えないのだ、そのような生き方では。 飽いている。アカギは、生きることに飽いている。 アカギが他の人間と決定的に違うのは、彼は「死を恐れない」ということ。 「死を恐れない」というのは、言ってしまえば一種の狂気である。 その狂気を内包するゆえに、ただ漫然とした生を生きることを良しとしない。 異端者。理解されないはぐれ者。 そんなアカギが裏社会で求めているもの――それは、生の実感。 死を恐れないがゆえに生を感じられないアカギにとって、破滅と隣り合わせの攻防だけが「酔い」をもたらしてくれる。 アカギは今、このバトルロワイアルのことを考えていた。 自分が巻き込まれたこの狂ったゲーム。生き残るのは一人だけ、ひたすら主催者の手で踊らされ殺し合う殺人遊戯。 一歩間違えば待っているのは即座の死。逃れられない完全なる破滅。 それなのに、なんだろう。この、冷え切っているはずの心の核が熱く渦巻くようなこの感じは。 (狂気の沙汰ほど面白い……) 焦りでも、恐怖でも、主催者への怒りでもない。 アカギは間違いなく、今のこの状況に「酔い」を、「生の実感」を感じていた。 あるいはこう言い換えてもいいかもしれない――彼は生と死の極限状態を楽しんでさえいる、と。 朝日が昇ろうとしている。世界が光で満ちていく。 しかし、その程度の光で照らしつくせるほど生易しいものではないのだ、この男が内包する深淵の闇は。 【C-1大通り/1日目 早朝】 【赤木しげる@アカギ】 [状態]:健康 [装備]:グリモルディ@からくりサーカス [道具]:核鉄(モーターギア)@武装錬金 [思考] 基本:対主催・ゲーム転覆を成功させることを最優先 1:大通り(C-2を経由するルート)を通って繁華街を迂回し、C-4の学校を目指す 2:ゲーム打倒のために有能な参加者と接触して協力関係を結ぶ 3:このバトルロワイアルに関する情報を把握する(各施設の意味、首輪の機能、支給品の技術や種類など) [備考] 【加藤鳴海@からくりサーカス】 [状態]:健康 [装備]:聖ジョルジュの剣@からくりサーカス [道具]:支給品一式×2、核鉄(ピーキーガリバー)@武装錬金、輸血パック(AB型)@ヘルシング、 グリース缶@グラップラー刃牙、道化のマスク@からくりサーカス [思考] 基本:対主催・誰かが襲われていたら助ける 1:大通り(C-2を経由するルート)を通って繁華街を迂回し、C-4の学校を目指す 2:ゲーム打倒のために有能な参加者と接触して協力関係を結ぶ 3:このバトルロワイアルに関する情報を把握する(各施設の意味、首輪の機能、支給品の技術や種類など) 4:誰かが襲われていたら救出し、保護する [備考] 聖ジョルジュの剣は鳴海の左腕に最初からついていますので支給品ではありません 参戦時期はサハラ編第19幕「休憩」後です サハラ編から参戦しているので勝、しろがねについての記憶は殆どありません 056 才賀勝 投下順 058 全滅エンド直行フラグ立ちまくり 056 才賀勝 時系列順 059 ダイ・ハード――大胆に命の術を磨け!―― 016 偽りの勝利 赤木しげる 093 デッド・ライン 016 偽りの勝利 加藤鳴海 093 デッド・ライン
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氷牙水晶 サイクロン・ウイング P 水文明 (6) ドラグハート・クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/ナイト 5000 * ■このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体、持ち主の手札に戻してもよい。その後、カードを1枚引いてもよい。 龍解前⇒《魔弾銃砲 ハリケーン》 作者:123 収録 DMSD-12 「スターティング・デッキ ドラグハート・ナイツ」 評価 名前 コメント
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サイクロン・ウィング(アニメ) 装備魔法 このカードを装備したモンスターが攻撃する時、 相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する事ができる。 罠破壊 装備 魔法 魔法破壊
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???「きんこんかーんこーんくちゅくちゅ」(口で言いました) ルーク「ルークと」 ヤン「ヤンの」 ルーク&ヤン「「テラカオスバトルロワイヤル6th第5回提示放送。」」 ルーク「というわけで第5回放送になりましたね。もう第5回ですよ。何かいいたいことはありますか?」 ヤン「何もねーよ。」 ブッ!!(おならの音) ルーク「・・・月光蝶!!!」 ヤン「ギャーーーーーーッ!!!」 ヤン「というわけで死んでしまわれた糞どもを発表していこうと思います。 避難所の564、サンダルフォン、ワラキアの夜、老賢者、ネーナ・トリニティ、うっかりはちべえ、ベジータ、ファンガイア、恵、タケシ、レオモン、セラフィモン、513、田村ひより、朝倉涼子 ジェネラル、エヴァンゲリオン初号機、EVAネタ書き手、ジェネラル、避難所の578、俺、南夏奈、レオモン、セラフィモン、インペリアルドラモン、ID 4Ey41n4E スケルトンT、レオモン、セラフィモン、明智光秀、朝倉涼子、ディアボロ、タケシ、513、ジノ、爆弾岩、反応弾、ヴェーヌが5人、シュレディンガー、俺、ティアナ・ランスター、キャプテン ◆qYuVhwC7l. 、螺旋王ロージェノム、ヤムチャ、レイ・ベンパー、ゆっくり魔理沙、闇マリク、しまっちゃうおじさん、ハリーポッター、野比玉子、ケットシー、ユキ、フェイト・テスタロッサ、 セラフィモン、レオモン、ディアボロ、ヒカリ、金糸雀、ゴジラ、輪廻王カオス、515、お察しください、ひよこっこ、ハンター、銭型警部、忍者、だんご三兄弟、オタチ、桂木弥子、怪盗Ⅹ、 シュレディンガー、513、セラフィモン、レオモン、南夏奈が何回か、井川ひろゆき、ダービー兄、アカゲ、印南善一、萩原○人、浦部、泉こなた、混沌の騎士、ベルナドット、せがた三四朗、除夜の鐘 ゴルドー、勉強男、しんのゆうしゃ、碇ゲンドウ、キール・ロレンツ、ジャイアンの母書き手、名無し書き手、カオスロワ読み手、今頃書き手、俺、うちはイタチ、リュカ氏ねの人、エスカルゴン、 春原陽平、百手太蔵、サルッポイ、俺、ドク、大石蔵人、ストロン、湯○専務、ジョージ・倍プッシュ、692 以上でございます。かなり死にましたね~」 ルーク「一部伏字が解かれてたり、わざと間違ったりしていますが・・・」 ヤン「そんなことより第5回放送の『ごかい』って誤解みたいですよね。誤解王みたいなかんじ?」 ルーク「序盤からいなくなったのは悔やまれることでございますな~」 ヤン「でもカオスロワ2,4,5やパロロワクロスでは目立ちまくりですからね。まぁ今回はこのくらいが丁度いいんでしょうな。」 ルーク「そうですね。」 ヤン「ツモ。中のみ一兆点。」 ルーク「アテナエクスクラメーション!!!」 キョン子「やれやれ・・・お前らいつも間に入ってきやがったんだ?排除する。」 【ルーク・バレンタイン@ヘルシング 死亡確認】 【ヤン・バレンタイン@ヘルシング 死亡確認】 死因:ビームライフル アカギ「ちっ・・・あいつら余計なことしやがって・・・」 キョン子「まさか主催本拠地に侵入した挙句、提示放送を乗っ取るなんてとんでもない奴らだわ。」 アカギ「それより禁止事項を決めておく。『乗り物による殺害の禁止』を解除するか。」 キョン子「自殺の禁止は相変わらずそのままだ。」 アカギ「そして一つ定めておこう。それは・・・大量虐殺の禁止だ。 まぁいくつか理由を説明しておくと・・・死者が多量に出るたびに放送しなきゃならないから疲れるんだよ。 そして疲れるのは俺たちだけじゃない。wikiの編集者もさぞかし疲れるというか、面倒だというか・・・」 キョン子「というわけだ。私たちやwiki編集者のためだと思って受け入れてくれ。 どうしても殺したいなら野比玉子症候群にかかった奴らを殺すんだな。」 アカギ「ついでに・・・禁止エリアも定めてやろう。運悪く禁止エリアにいたやつは諦めるんだな。キョン子地球儀回せ。」 キョン子「あいよ~」 アカギ「それ・・・」 ブスブスブスッ アカギ「あ・・・・・・」 キョン子「・・・・・・」 アカギ「ダーツが3本も・・・お前大丈夫か?」(頭がから血が出てやがる) キョン子「大丈夫だ・・・それより禁止エリアはどうするんだ?」(頭に刺さったダーツを抜く) アカギ「・・・・・・禁止エリアはサイド3、バルマー本星、プラントだ・・・!以降そこが禁止エリアになるからな。」 キョン子(宇宙に出た時点で死ぬんだが・・・まぁ放っておくか。) アカギ「じゃあ次の放送でまた会おう・・・」 キョン子(それにしてもアカギと2人きりとか・・・) その時宇宙のところどころで爆発音が発せられた。宇宙だから音は響かないというのは・・・お察しください 【ギレン・ザビ@機動戦士ガンダム 死亡確認】 【コンスコン@機動戦士ガンダム 死亡確認】 【キシリア・ザビ@機動戦士ガンダム 死亡確認】 【霊帝ルアフ@第3次スパロボα 死亡確認】 【シヴァー・ゴッツォ@第3次スパロボ 死亡確認】 【パトリック・ザラ@ガンダムSEED 死亡確認】 【ラクス・クライン@ガンダムSEED 死亡確認】 【ギルバート・デュランダル@ガンダム種死 死亡確認】 死因:禁止エリア 【一日目・16時/主催組本部】
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/684.html
江田島平八は男塾の塾長になる前、雀荘の店長をやっていた。高田馬場のノース ウエストという雀荘だ。ある日の夜、この雀荘で究極の闘牌が行われた。 「わしゃ打たんぞー!」 江田島は最初、対局を嫌がった。他のメンツはのび太、ドラえもん、アカギとい う顔ぶれで、みんなマナーのマの字も知らない迷惑千万な客だった。江田島も客を いじめるのが趣味だったのでそこに文句はないのだが、アカギにさんざんカモられ たのはショックだった。最後にもう半荘やりましょう、と誘われているのだが、も うアカギとは打ちたくない。始めに10万点もらったとしても絶対に打ちたくない。 「じゃあ100万点あげる」 「そんなもんはいらんわー!」 江田島は雀卓にどっかと座ってサイコロを回した。起家は江田島になった。点箱 にはのび太からもらった100万点分の点棒が山盛りになっている。 「あ、100万点もらったからやる気になったんだ」 「貴様らがピーピーうるさいからしょうがなく混ざってやるんじゃ! 100万点なん ぞなくったって、ワシが本気で打ったらどいつもこいつも犬のクソじゃい!」 「じゃあ100万点返して」 「それとこれとは話が別じゃー!」 東1局、親の江田島の第1打、西。 「貴様らさんざんワシを侮辱しおって、もう許せん! 本気の本気で実力で勝つ! そして100万点は絶対に返さん!」 気がついたら対局が始まっていた。東1局にして江田島が100万点のトップという、 圧倒的な展開だった。 「ねえねえドラえもん。江田島さんはトップを取れると思う?」 「思う思う。それロン」 一二二三三四(999)77西西 「ふーんそっか。アカギさんも江田島さんがトップだと思う?」 東2局、江田島の第5打、二筒。 「ああ。ロン」 (1345556789)中中中 アカギとドラえもんは、江田島から暴風のようにアガりまくった。そしてオーラ スが終了した。 「結果」 江田島 350,100点 アカギ 350,000点 ドラえもん 349,900点 のび太 25,000点 アカギとドラえもんの猛追及ばず、江田島が辛くも勝利した。 「わーい! やっぱり江田島さんの優勝だー! さっすがー!」 のび太は江田島に抱きついて喜んだ。アカギとドラえもんも江田島に拍手を送っ た。江田島がんばった! 江田島えらい! 「全然嬉しくないわー!」 江田島は全身から怒りの炎を吹き上げて厨房にかけ込んだ。厨房から猫の鳴き声 みたいな絶叫が聞こえてきて、少しして江田島が戻ってきた。体中に茶色と赤の染 みがついている。厨房ではセワシが夜食のカレーを作っているはずだった。 「100万点もらって100点差のトップってなんじゃそれ! わしゃどんだけカモにさ れとんじゃ!」 「わかったらそこに座りなさい」 のび太は静かな口調で言った。しかし江田島の怒りは収まらない。 「貴様はこの半荘、なーんもできんかっただろうが! 偉そうにすんなボケ!」 「座りなさい!」 のび太はもう一度、少し厳しい口調で言った。アカギとドラえもんも黙って江田 島を見ている。江田島はなんだかいたたまれなくなって、おとなしく席に座った。 「江田島さん、100万点あるから少しぐらいふっても大丈夫とか思ってたでしょ」 「おす」 江田島はしょげかえってうなずいた。蚊の鳴くようなか細い声だった。 「ズルしてこの程度しか勝てないのって、すごく恥ずかしいでしょ」 「おす」 「最初からちゃんとした点数で打ってたら、油断しないから勝ってたかもよ」 「おす」 のび太の説教に、江田島は返す言葉もなかった。アカギが江田島の肩を叩いて優 しく言った。 「正々堂々とやろう」 「おす! わし正々堂々とやる!」 「よし。この半荘はなかったことにして、最初からやり直そう」 「おす! わし正々堂々とやる!」 仕切り直しの東1局、起家はアカギ。点棒はみんなキッチリ25,000点で、のび太だ け万点棒が500本多い。 「いやいやいやいやのび太さん」 江田島は笑いながらのび太の万点棒をへし追ってゴミ箱に捨てた。ドラえもんは 変なサングラスをかけている。 「いやいやいやいやドラえもんさん」 江田島は笑いながらサングラスをひったくって、自分でかけた。麻雀牌が透けて 見える未来のサングラスだった。アカギの手を見るとすでに国士無双をアガってい る。 「ククク……」 「いやいやいやいやアカギさん。クククじゃなくて」 江田島は笑いながらサングラスをひねり潰して窓から捨てて、アカギの手牌を頭 突きでこっぱみじんに砕いた。 「さあみんな! 正々堂々と闘おう!」 「いえー!」 答え。ムリです。
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アムールトラ う……。 フルル やっと起きたのね! アムールトラ フルル?よかった。そなたも無事か。 アムールトラ なにが起きたのだ?ここはいったい……。 フルル ええと、私もわからないの。周りを見た感じ、ここはどこかの谷みたいだけど。 フルル 覚えてる?あなたはあの詐欺犯たちに囲まれそうになって……[魔法使い]がスフィアを作ってくれて……そして私があなたをそのスフィアに引っ張って……それから放り投げられて、気がついたらもうここにいたの。 フルル 運よく川に落ちたから、怪我せずにすんだんだろうね。 モノローグ アムールトラはまだぼんやりしている頭を振り、辺りを見渡す。 モノローグ ふたりのいる場所は、ロンユエ山のある谷だ。両側は絶壁で、まず登るのは無理だろう。そしてふたりを守ったスフィアは、今は川敷に転がっていた。 フルル アムールトラ、大丈夫……? アムールトラ 余は平気だ。高い場所は少々苦手だがな……。 モノローグ フルルに心配している目で見つめられ、彼はやっと何が起きたのかを理解した。 モノローグ アカギツネは彼を騙した。それも二度も。 アムールトラ あやつは本当に、信用に値しない者だったのか?今までのことは、全て演技だったのか? アムールトラ それとも、優しくしてくれたのは、余が取るに足らない者だったからか?もの余がやつの邪魔になれば容赦なく、容易に余を排除できると……。 アムールトラ ……。 モノローグ アムールトラはそれきり黙り込んでしまった。悲しみや怒りの感情が溢れてくるのではと思っていたのに、今は何も感じ取れない。心が空っぽだった。 モノローグ それでもまだ、アムールトラはアカギツネがあんなことをするはずがないと思いなおす。 アムールトラ ……ここで座りこんでいても仕方がない、まずはここから離れる方法を探さねば。 アムールトラ 余は、アカギツネを問い質さなければならない。もしやつが本当に、あの詐欺犯たちと手を組んでいるのなら、絶対に許さんぞ! フルル うん。私も[魔法使い]のことがすごく心配だよ。早く戻らないと。 アムールトラ 余を助けたりしなければ、そなたが魔法使いと離れることもなかった……本当に申し訳ない。 フルル 大丈夫だよ。あんな状況で助けなかったら夜眠れなくなるもん!あのキツネに言われてやったっていうのが、ちょっとしゃくだけどね……。 フルル あれ?アムールトラ、あれなんだろう? モノローグ フルルは川敷にある大きな岩を指差した。その岩の中央に、微かな光が瞬いている。 モノローグ 近づいて見てみれば、その岩に馴染みのある印が刻まれていた。 フルル これ、アムールトラが使ってた記号じゃないの? アムールトラ だが余は、今までここに来たことがない。これを使える者は……余とアカギツネだけ……。 アムールトラ 探してみよう。この辺りにまだ同じものが残されているかもしれぬ。 モノローグ 探してみると、やはり川敷や絶壁に記号があった。それは一定の距離ごとに刻まれ、まるで看板のように道を示す。 モノローグ 記号に従って歩いていくと、また廃棄された建物がまばらに現れた。それらの建物は山壁のようでありながら、どこか厳かな空気が感じられた。 モノローグ そして最後に、ふたりはある洞窟へ入った。 フルル なんだかここ、変なの……気持ち悪い……。 アムールトラ 余も同じだ。ここの魔力は不安定すぎて、まるで……何かが争い、ぶつかりあっているようだ。 アムールトラ ふむ。そなたはここで休んでいるといい、余がここから先の様子を見てこよう。 フルル ええっ、い、一緒に行くよ! モノローグ 深くなればなるほど、不快な感覚が強くなる。やがて、ふたりは巨大な地下空間に辿り着いた。 モノローグ そこには大きな中庭があり、周囲に4つの祭壇が設置されていた。1つ目から3つ目の祭壇には法印が刻まれ、キラキラと瞬いているが、4つ目の祭壇にはなにもなかった。 モノローグ そして中庭の地面には、巨大な図が描かれている。 フルル これって……。 アムールトラ 龍だ。東方の。 アムールトラ 山中の洞窟、祭壇、龍の図……。 アムールトラ 昔、アカギツネがある伝説を語ったことがあつた-- モノローグ ……。 アカギツネ 魔法使い、ソワソワしてますねぇ? モノローグ アムールトラとフルルを逃したあと、あの詐欺犯たちは、私には特に何もしてこなかった。 モノローグ アカギツネは私に「ここを見学してみたらどうですか?」と言い、詐欺犯たちには「魔法使いはなくてはならない存在」と言った。 モノローグ アカギツネが何を企んでいるかは知らないが、今のところ私に危害を加えるつもりはなさそうだ。とりあえず、彼の言うことをしばらく聞こうと決め、私は彼がリクエストしたスフィアを作り始めた。 アカギツネ そんなに友達のことが心配ですかね? 魔法使い あなたはアムールトラのことが心配じゃないの? アカギツネ おやおや?アタシはそんな薄情なものに見えるんですかな?アタシもかなりあの子のことが心配ですよ? アカギツネ でも、アムールトラはとても強いのですよ?アタシはあの子が小さい頃から見てきましたからねぇ。 モノローグ アカギツネは相変わらずへらへらと笑っている。でも、彼の言うことがどこまで信用できるかわからない。 魔法使い アカギツネ、あなたは本当に詐欺犯たちと手を組んだの? アカギツネ 厳密に言えば、一時的なパートナー関係にすぎませんよ。 魔法使い いったい何を企んでいるの?この拠点ももうバレたし、早く逃げるべきなんじゃないの?まだここで何かを仕組んでいるみたいだけど。 魔法使い さっき、詐欺犯たちが言っていた「儀式」ってなに?今私が作ってるスフィアは、それに関係があるの? アカギツネ 質問が多いですねえ、そんな堰を切ったような勢いで。 アカギツネ なぜこの詐欺師たちはここに留まっているんでしょうね、なぜ逃げないのか……。 アカギツネ それは、「家」がここにあるからですよ。 アカギツネ ここから離れたくないからこそ、この妖精たちは詐欺に手を染めたのです。 魔法使い どういう意味……? アカギツネ アタシが知っている通りなら、魔法使いはリリエの森から来たんですよねぇ?もしも、もしもの話ですよ?森に天災が起きたら、リリエの妖精たちはどうすると思います? 魔法使い 一緒になって、乗り越えようとすると思う。 アカギツネ それでは、もしその天災がかなり深刻なもので、乗り越えたとして、住む場所も全て失ってしまいましたら……どうするのが一番賢いと思います? 魔法使い 一番賢いやり方……。 魔法使い リリエの住民たちを他の場所に避難させて、暮らせる場所を探す、かな……。 アカギツネ まあ、そうですな。 アカギツネ ですが……あの詐欺犯たち、もしくはロンユエで生きるすべての妖精は、最後まで抗うでしょうね。 アカギツネ もし天災があれば、一緒に乗り越えるでしょう。もし家が壊されたのなら、廃墟の上に新しい家を作ればいいでしょう。 アカギツネ この地にいる限り、家は再び建てる、生活の基盤はまた整える、そう考えている。「家」は起点であり終点でもあるのです。 アカギツネ ここの住民たちが「家」にこんな執念を抱いているからこそ、ロンユエという街は千年以上の時も越えてきました。 魔法使い じゃあ詐欺犯たちは……。 アカギツネ 「家」を存続させるために、詐欺を働いてでも「儀式」を成し遂げたいのです。ただまぁ……たとえ動機がどれほど人聞きよいものとしても、やり方が間違っていますねぇ。 アカギツネ 「螭神を解放したい」などと……はあ、一体どんな頭でこんなことを考えつきますやら。 魔法使い ミズチ……え? アカギツネ 魔法使いに興味がおありなら、アタシが物語を一つ語ってあげましょうか。 モノローグ ……。 アムールトラ 「ロンユエという街の下に、大きな龍が眠っている」それはロンユエに住むものなら誰でも知っている伝説だ。 アムールトラ だが、「大きな龍」は2匹もいるということは、あまり知られておらぬ。1匹は「龍」、そしてもう1匹は「螭」と言うものだ。 アムールトラ 龍と螭は互いのことが気に食わず、争うたびに天災が起き、地上に住むものたちは苦しんでいた。 アムールトラ やがて、仙人がこのロンユエに情けをかけ、龍を鎮圧して宝塔の中に閉じ込めた。そして龍に、これからずっとロンユエを守らなければならないと言いつけた。 アムールトラ 螭は性格が下劣で、ロンユエの山に斬られた。その怨嗟も仙人に四方の陣で鎮圧され、ロンユエはやっと平和な日々を迎えたのだ。 アムールトラ だが螭は諦めが悪く、鎮圧されてなお、その怒りは度々天災を引き起こしてしまう。 アムールトラ その度、螭の封印を強化しなければならない。 フルル じゃあ、ここは……。 アムールトラ どう考えても、螭を鎮圧する四方の陣に違いないだろうな。 アムールトラ 法印が瞬いているということは、おそらく封印の力が十分ではなくなっているのだろう。それに、あちらの祭壇の封印はもう消えている……おそらく、破壊されたのに違いない。 アムールトラ アカギツネもここにきたのか?ここがこうなっていることは……全て知っている訳か。 モノローグ ……。 アカギツネ あなたたちの言葉でいう「龍脈」というのは、地下に流れている魔力なのです。 アカギツネ ロンユエには「龍脈」だけでなく、「螭脈」という汚染された魔力の流れもあります。 アカギツネ 龍脈と螭脈が影響を及ぼしあい、この街の魔力は非常に不安定だったのです。 アカギツネ それから、ロンユエを守る神の使者と、ロンユエに生きる魔法使いと妖精は龍脈を安定させました。さらに大きな代償を払い、やっと螭脈を封印したのです。 アカギツネ ですが、この封印も永久のものではありません。封印の力が弱まるたび、螭脈の影響が現れます。あらゆる災難がロンユエ山から起き始めるでしょう。 アカギツネ そして、螭脈の災難への対応で、当時のロンユエの住民は対立しました。 アカギツネ 片や螭脈の封印を固め、城外や山に住んでいる者をすべて城内に移住させればいいと言いました。 アカギツネ そしてもう片方はねぇ……。 詐欺犯A おい!お前ら、手が止まっているぞ! 詐欺犯A 今夜儀式を行う。妙な気を起こしたら許さんぞ……協議、しっかりと守ってもらうからな。 アカギツネ もちろんですよ?忘れるわけがないじゃないですか。 アカギツネ あなたたちはアタシに金を支払い、そしてアタシは欲しいものを差し上げ、儀式を見事に成功させる……ですよねぇ? アカギツネ ですがまぁ、どうなるかは、みなさん次第ですけどねぇ。
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仮面ライダーW サイクロンジョーカー 同一ヒーロー扱い仮面ライダーW サイクロンジョーカー・ハードボイルダー スーパータッグカード シャバドゥビ1弾 シャバドゥビ2弾 シャバドゥビ6弾 ゴールドカード 旧弾第6弾 第7弾 第8弾 第9弾 第10弾 第11弾 001弾 01 05 06 プロモーションカード/P 関連商品付属カード/T ジャンボカードダス ガンバライドデータ シャバドゥビ1弾 [部分編集] カードナンバー S1-040 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 1800 Lv3 ジョーカーエクストリーム 2250 - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 500 タイリョク 550 スロット 蹴 90 蹴 90 蹴 80 拳 60 拳 60 拳 50 ライダースキル 街を愛する者 チームタイリョク+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻2,防2,体0,必1) 解説 ステータスは安定仕様だが、必殺威力が弱い。風タイプを成長させればAPと必殺を補強できるので。タイプが成長するまでは後衛役が良いだろう。 シャバドゥビ2弾 [部分編集] カードナンバー S2-041 レアリティ SR タイプ 風 必殺技 Lv1 メモリチェンジ 2150 Lv8 ジョーカーエクストリーム 2300 Lv10 ジョーカーエクストリーム 2700 ステータス コウゲキ 600 ボウギョ 550 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 80 拳 70 拳 70 拳 70 拳 50 ライダースキル やれるさ、俺たち二人なら コウゲキ・ひっさつ+100 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防1,体3,必2) 解説 リボルギャリーのバトルサポーター化を受けてか、アビリティだったメモリチェンジを必殺技として実装しつつSR昇格。全ステータス550以上、計1700と全カード史上最高タイを記録。スロットはゲキレツの蹴以外全て拳で、素手ライダーとのダブルアタック向きな一方、武器持ちライダーほぼ全てとダブルアタックが狙いにくくなっている。01-052SR パンチホッパーは体力ベスパで必殺の適性も噛み合い、拳5蹴1のアイコン配分も同じ。ダブルアタックは、ほぼ確実に発生する為、RPが溜まりやすくなる。05-043SR WFJと組ませれば相性バランス良好となり、アイコンは拳4、蹴2の為、こちらもダブルアタックを狙いやすい。非ベスパとなるが、アイコン配分が瓜二つの06-052SR 新2号も同様にダブルアタックによるRPアップを狙える。仮面ライダーアクセルは8-005SRをはじめ体力ベスパに多く、高相性・原作再現を兼ねられるが、今回はアイコン配分の都合上、タッグ成立が難しい。(※低レアだが8-006アクセル(拳)Rはバランス良好の相性となりアイコンも一致しやすい。)ドリームタッグとしてはS4弾SRエターナルがベスパになり適合率が完全一致する。 シャバドゥビ6弾 [部分編集] カードナンバー S6-025 レアリティ CR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2250 Lv3 アタックポイント+10 - Lv11 メモリチェンジ 3100 ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 500 タイリョク 550 スロット 蹴 100 蹴 90 拳 70 蹴 70 蹴 60 拳 50 ライダースキル マキシマムドライブ! コウゲキ・ボウギョ・ひっさつ+100 相性 必殺ベスパ 相性適正(攻2,防1,体0,必3) 解説 風タイプLv11で威力3100のメモリチェンジを発動できる。ジョーカーエクストリームが好みなら少し残念かもしれない。基本ステータス、スキル、スロットも安定しておりダブルCJとしてはガンバライド有終の美な性能。 ゴールドカード [部分編集] カードナンバー 5th-004 レアリティ - タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 4000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 500 タイリョク 500 スロット 蹴 100 蹴 100 拳 70 蹴 70 拳 60 拳 50 ライダースキル お前の罪を数えろ コウゲキ・ボウギョ+150 あいてのコウゲキ・ボウギョ-150 相性 攻撃ベスパ 防御ベスパ体力ベスパ 必殺ベスパ 相性適性(攻3,防3,体3,必3) 解説 「ゴー!ゴー!ゴールドカードゲットキャンペーン」の1枚。 スキルはWの決め台詞にして、WCJのカードの中でも有名な 7-001LR と同じ「お前の罪を数えろ」。Lvを問わず必殺4000なので低レベルでも前衛に出せるうえ、ゴールドカード共通の全て3の相性適性(オールベスパ)を活かして、好みに合わせて大幅に補強が可能。APには50が1つあるが、タイプレベルが上がれば問題にならないはず。また、新弾で排出されたてのカードの相性チェッカーとしても活躍する。アイコン一致で縛ってもS3弾アギトShFで全体を伸ばす、LRメテオで必殺先攻に特化する、SRアクセルトライアルでバランスよく伸ばした原作再現をするなど、組み合わせは流石に豊富。究極の組み合わせは相棒に5th-005GCディケイドだろう。MOVIE大戦での共闘を思い出させるこの2人のライダーこそガンバライド史上でも超有名ともなっている強力スキルお前の罪を数えろ、なぜ知っているかは覚えていないといった悪魔スキルの所持者。ディケイドの悪魔スキルの中でもGC版が一番欠点が無く、5枚のGCカードの中でもスキル数値もトップクラス。両者のタイプボーナスも噛み合い、弱点のない最強のステータスに仕上がる事だろう。イラストの背景には「W」の舞台、風都が描かれている。 旧弾 第6弾 [部分編集] カードナンバー 6-001 レアリティ LR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2600 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 400 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 100 蹴 70 蹴 60 拳 60 拳 50 ライダースキル 粉砕の嵐 ゼンエイのとき コウゲキとひっさつ+200 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防2,体3,必1) 解説 同じ必殺技とスキルを持つ先行配布カードのP-033やT-067と比べ、LRらしくステータスが強化された。スキルで攻撃と必殺を、相性で防御と体力をバランスよく伸ばせるが、スキルが前衛指定なせいで7-001LRよりも目立った活躍は無い。8-005SR アクセルは原作再現チームながら、双方のスキルで防御・必殺を大きく伸ばせる。11-020LR 響鬼紅なら防御600止まりながら体力1450、攻撃900必殺3050と火力も十分。「新作の平成ライダーのLR1枚目」という共通点のある、001-001 オーズタトバC、01-001 フォーゼBS共に優良パートナー。オーズは必殺・体力、フォーゼは攻撃・体力の強化で違う戦い方ができる。05-043SR WFJとはバランス良好になり相性も噛み合い、ステータスもお互いの弱点を補強しあう関係になる。シャバドゥビ弾への移行により、メモリチェンジなどの専用システムを再び失う事になったが、長年の天敵であったSPクレイドールエクストリームの弱体化により、堂々とゼンエイで活躍できるようなった点は大きい。風タイプ所属によるレベルボーナスの恩恵も得られるので、ガンバライドの風が再びWに吹き始めたと言ってもいいだろう。 カードナンバー 6-002 レアリティ N タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 後衛スキル。体力は低いが、更に低い防御を晒すよりはマシ。 カードナンバー 6-003 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 1900 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 450 スロット 蹴 90 拳 80 拳 70 拳 70 蹴 60 拳 50 ライダースキル 旋風の道化師 ゼンエイのとき ひっさつ+200 相性 防御ベスパ 相性適性(攻0,防3,体1,必0) 解説 ステータス合計1200の貧弱さが際立つ。相性と、同調が廃止されたスキルで、防御・必殺だけ見ればギリギリ戦えるレベル。どうしても使うなら、防御ベスパで火力を強化できる003-023R ギャレンあたりと組みたい。 第7弾 [部分編集] カードナンバー 7-001 レアリティ LR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2750 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 100 拳 70 拳 60 蹴 60 蹴 50 ライダースキル お前の罪を数えろ コウゲキ・ボウギョ+150 あいてのコウゲキ・ボウギョ-150 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻2,防0,体1,必3) 解説 通称「おま罪WCJ」。劇中技と決め台詞のスキルでLR続投。必殺ベスパには002-027LR Xなどの優秀なカードも後から増えているが、(旧弾カードの中では)高い必殺威力と攻防一体の無条件スキルで、現在でも万能の活躍が見込める。別効果の同名スキルを持つ10-016LR スカルと組めば隙は無い。レベルを成長させれば最大AP+20の補正も付くので、必殺番長として更に磨きが掛かる。風タイプはオイウチやゲキレツを出しやすい傾向もあり、パートナーとのタイプ特性やアイコンを吟味すれば、SPクレイドールエクストリームの効果も霞むほどのRPの確保はそう難しくないだろう。 カードナンバー 7-002 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 疾風拳、唸る! ゼンエイのとき アタックポイント+20 ボウギョ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必2) 解説 上位技持ちだが、10秒で考えたようなスペックが(変な意味で)光る1枚。防御が低く相性でも伸びないのに、スキルで更に下げてAP+20という、技にこだわってこのカードを使うなら他にもある。 カードナンバー 7-003 レアリティ N タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 1800 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 450 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 80 蹴 70 蹴 70 拳 60 拳 50 ライダースキル ウインドスケール・ファッション コウエイのとき なかまのアタックポイント+10 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体1,必2) 解説 それなりの体力と後衛型スキル持ちという、わかりやすい後衛型WCJ。リスクなしでAP+10を得られるが、5-021R アギトGFという低レア屈指のライバルがいるので出番は多くないか。 カードナンバー 7-067 レアリティ CP タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2400 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 400 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 90 蹴 70 蹴 60 拳 60 拳 50 ライダースキル 炸裂!疾風の切り札 あいてのボウギョ・ひっさつ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体2,必2) 解説 Wホロキラカードキャンペーンのトップを飾る一枚。7-001LRと同じ劇中技。7-001LRなどの攻防一体の「おま罪」と比べると流石に物足りないが、無条件で相手を弱体化させるスキルを持つ。類似スキルを持つホロキラのジョーカー系カードと共に更なる弱体化を狙っていきたい。 第8弾 [部分編集] カードナンバー 8-008 レアリティ SR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2300 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 90 蹴 70 蹴 60 拳 60 蹴 50 ライダースキル 深緑の高速拳 コウエイのとき あいてのひっさつ-150 アタックポイント-10 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻2,防0,体0,必3) 解説 劇中技のSR落ち。後衛スキルだが、必殺ベスパで体力も高めで悪くは無い。前衛には10-016LR スカルや10-047SR スーパー1などが有望。 カードナンバー 8-009 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 80 拳 80 蹴 60 蹴 70 拳 60 拳 70 ライダースキル その技、烈風の如し ゼンエイのとき あいてのアタックポイント-20 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体1,必2) 解説 7-002より必殺威力が100低いが、スキルもステータスもバランスよく使いやすくなった。 カードナンバー 8-010 レアリティ N タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 1700 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 90 拳 60 蹴 60 蹴 80 拳 70 拳 60 ライダースキル 地球全ての知識 アタックポイント+10 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必1) 解説 必殺威力の低さから一見8-009の下位だが、スキルは無条件なので後衛にすれば良い。 第9弾 [部分編集] カードナンバー 9-004 レアリティ SR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2300 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 400 タイリョク 550 スロット 蹴 80 拳 70 蹴 70 蹴 70 拳 70 拳 70 ライダースキル 気門解放 ゼンエイのときひっさつ+150 アタックポイント+10 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻2,防0,体0,必3) 解説 相性とスキルで必殺はSRとしてはまずまず。ゲキレツ80以外は70が並ぶスロットだが、スキルとタイプボーナス両方のAP補正が加わり、安定性は非常に高い。攻撃は捨て、長所の必殺・APと、必要なら防御も伸ばすと良いだろう。糸目をつけないなら005-049LR 新1号がいる。 第10弾 [部分編集] カードナンバー 10-005 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 80 蹴 70 蹴 60 拳 60 拳 60 ライダースキル 名探偵の直感 コウエイのとき なかまのひっさつ+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防2,体0,必1) 解説 とうとうジョーカーエクストリームもR落ち。スキルは属性同調の廃止で使いやすくなった。 カードナンバー 10-067 レアリティ CP タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2600 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 400 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 100 蹴 70 蹴 60 拳 60 拳 50 ライダースキル 粉砕の嵐 ゼンエイのとき コウゲキとひっさつ+200 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防2,体3,必1) 解説 必殺技を劇中技にしただけで、実質的に6-001LRの再録。備考、使用攻略はそちらを参照。必殺技がどちらも演出技なので気分で使い分けよう。 第11弾 [部分編集] カードナンバー 11-005 レアリティ SR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカービッグスリッパー 2500 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 100 拳 90 蹴 70 蹴 60 拳 60 拳 50 ライダースキル 気門解放 ゼンエイのとき ひっさつ+150 アタックポイント+10 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻1,防0,体1,必3) 解説 児童誌の必殺技コンテスト大賞のSR収録。9-004SRと同じスキルでまあまあのスロットになるが、必殺・スロットしか評価できないのも同じ。しかし、必殺技コンテスト出身の先輩、9-040SR ディケイドと比べればSRとしては及第点だろう。シャバドゥビ弾で風タイプ補正でAP+20になる為、使い易さは更に向上。後は相性の無い防御を補強したい。 カードナンバー 11-006 レアリティ R タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 70 蹴 70 拳 60 ライダースキル 地球すべての記憶 アタックポイント+10 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防2,体0,必1) 解説 WCJ恒例の穴のないスロットにAP補正スキル付き。必殺威力も(Rとしては)高い方なので必殺番長向き。攻防がやや低いので前衛に置くならフォローを。体力もそこそこあるので後衛使用もできる。能力的に安定しており、スロットの大半が70なので前弾Rよりは使いやすい。 001弾 [部分編集] カードナンバー 001-041 レアリティ N タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 1950 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 550 スロット 蹴 90 蹴 90 蹴 60 拳 80 拳 50 拳 50 ライダースキル 懐かしいオルゴール ゼンエイのとき チームタイリョク+100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体0,必2) 解説 W放送終了を経て、ジョーカーエクストリームもN落ち。WCJには珍しい50×2のスロットと、防御・必殺のフォローは必須。スキル名は劇場版「AtoZ 運命のガイアメモリ」に登場する重要なアイテムから。 カードナンバー 001-075 レアリティ CP タイプ 風 必殺技 Lv1 W オーズタッグキック 2300 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 80 拳 80 蹴 70 蹴 60 拳 50 ライダースキル だれだかしらねぇが助かった! ゼンエイのとき アタックポイント+20 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻0,防0,体2,必3) 解説 CPカードの1枚。相性で必殺・体力、スキルでスロットが伸びるが、攻撃・防御はノータッチ。過去弾のWCJにも多い必殺ベスパなので、パートナーには困らないだろう。スキル名は001-041と同じ作品、劇場版「AtoZ 運命のガイアメモリ」でオーズと交わした台詞。 01 [部分編集] カードナンバー 01-028 レアリティ N タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 400 タイリョク 550 スロット 蹴 90 蹴 90 蹴 80 拳 60 拳 50 拳 50 ライダースキル ぼくの罪、俺の罪 アタックポイント+10 相性 体力ベスパ 相性適性(攻0,防1,体3,必0) 解説 001-041以来、1年振りの収録。似たスロットとステータスを持つが、必殺威力の上昇と体力ベスパの所属、スキルの対象もAPで、実際の性能は大きく上がっている。防御さえ補えば使える方。 05 [部分編集] カードナンバー 05-041 レアリティ SR タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2400 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 100 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 拳 50 ライダースキル 「風」と「切札」 コウゲキ+150 アタックポイント+20 相性 攻撃ベスパ 相性適性(攻3,防0,体0,必2) 解説 ライダーアビリティ「メモリチェンジ」(現在は廃止)と共にSRで再登場。スキル・相性ともに攻撃寄りの設定だが、攻撃以外の相性は元々高い必殺に全振りされている上にスキルとタイプボーナスを含めたAP補正も大きく、WCJらしさがある。低めの基礎ステータスが気になるなら、AP補正に伸び悩む攻撃ベスパ系カードのコウエイとして添えるのもいいだろう。 06 [部分編集] カードナンバー 06-074 レアリティ CP タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2300 - - - - - - ステータス コウゲキ 600 ボウギョ 500 タイリョク 500 スロット 蹴 100 蹴 80 拳 80 蹴 60 拳 60 拳 50 ライダースキル ライダータッグパワー BLACK ゼンエイのとき ボウギョ・ひっさつ+150 相性 防御ベスパ 相性適性(攻0,防3,体0,必2) 解説 06CPの1枚。風タイプでは唯一の「EXPup」持ち。他の同弾CPと同じく、スキル・相性が一致、防御・必殺に特化している。更に特化するか、体力も強化するかはお好みで。BLACKとのタッグについてだが、「昭和ライダーと平成ライダーの11人目」という共通点、ジョーカー側のデザインモチーフ、それぞれのLRがベスパ、翔太郎を演じる桐山氏のお気に入り、ということで同弾CPの中ではかなり深い関係がある。ベスパにならないのが残念ではあるが、旧弾LRかS4弾SRがカードデッキを構成できるBLACKである。 プロモーションカード/P [部分編集] カードナンバー P-018 レアリティ P タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 80 蹴 80 拳 60 蹴 60 拳 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防2,体0,必1) 解説 2009年9月発売の小学館の書籍(てれびくん、幼稚園、小学一年生、小学二年生、コロコロイチバン!)に付属。各誌ロゴ違い。 カードナンバー P-033 レアリティ P タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 350 タイリョク 450 スロット 蹴 90 蹴 80 蹴 70 拳 70 拳 60 拳 50 ライダースキル 粉砕の嵐 ゼンエイのとき コウゲキ・ヒッサツ+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体2,必1) 解説 劇場版「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカ―」入場者特典。P-032 ディケイドCFとセット。 カードナンバー P-034P-035P-035 レアリティ P タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 80 蹴 80 拳 60 蹴 60 拳 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防2,体0,必1) 解説 仮面ライダーW フィッシュソーセージ 初回限定版に付属。P-018の再録で、3枚ともイラスト違い。 カードナンバー P-037P-038P-039P-040 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 仮面ライダーW フィッシュソーセージ 通常版に付属。6-002Nの再録で、4枚ともイラスト違い。 カードナンバー P-048 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 ファミリーレストラン「Joyfull」のキッズメニュー特典。6-002Nの再録。背景にJoyfullの店舗外観が描かれているという、力の入ったコラボレーション。 [部分編集] カードナンバー P-051 レアリティ P タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 350 タイリョク 550 スロット 蹴 90 蹴 80 蹴 70 拳 70 拳 60 拳 50 ライダースキル 風の街の名探偵 ゼンエイのとき ひっさつ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体0,必2) 解説 2009年12月発売の講談社の書籍(テレビマガジン、オール仮面ライダー シールいっぱいブック、仮面ライダーマガジン Winter 09- 10、ボンボンKC「ガンバライドバトル ライドマスターズ」、ガンバライド パーフェクトBOOK 第6弾~第7弾コンプリート)に付属。5誌ともロゴは「テレビマガジン」で統一。 カードナンバー P-052 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 チャレンジカップ スプリングシーズンの参加賞。6-002Nの再録。何故か公式HPのカードリストには掲載されていない。 カードナンバー P-056 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 2009年冬のセブンイレブン限定商品に付属。6-002Nの再録。 カードナンバー P-067 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 サイクロンブロー 2000 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 300 タイリョク 450 スロット 拳 90 蹴 80 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 50 ライダースキル 旋風の技 コウエイのとき なかまのコウゲキ+150 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防1,体0,必2) 解説 チャレンジカップの参加賞。6-002Nの再録。イラストは劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010」ポスターと同じ。裏面クレストは映画タイトルと「劇場版公開記念 カードバトル大戦2010」。 カードナンバー P-069 レアリティ P(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 1900 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 450 スロット 蹴 90 拳 80 拳 70 拳 70 蹴 60 拳 50 ライダースキル 旋風の道化師 ゼンエイのとき ひっさつ+200 相性 防御ベスパ 相性適性(攻0,防3,体1,必0) 解説 2010年1月のイベント「ガンバライドクエスト」入場者特典。6-003Rの再録。イラストはセット特典、「ダイスオー」の「シンケンレッド(P-001)」と繋ぎ絵。 [部分編集] カードナンバー P-070 レアリティ P(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 疾風拳、唸る! ゼンエイのとき アタックポイント+20 ボウギョ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必2) 解説 ケロケロエース2010年3月号に付属。7-002Rの再録。 カードナンバー P-077 レアリティ P(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 疾風拳、唸る! ゼンエイのとき アタックポイント+20 ボウギョ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必2) 解説 仮面ライダーW フィッシュソーセージ 第2弾に付属。7-002Rの再録。 カードナンバー P-084 レアリティ P(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 80 拳 80 蹴 60 蹴 70 拳 60 拳 70 ライダースキル その技、烈風の如し ゼンエイのとき あいてのアタックポイント-20 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体1,必2) 解説 ガンバライドアイス チョコスナック第1弾に付属。8-009Rの再録。 カードナンバー P-095 レアリティ P(SR) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーエクストリーム 2300 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 100 拳 90 蹴 70 蹴 60 拳 60 蹴 50 ライダースキル 深緑の高速拳 コウエイのとき あいてのひっさつ-150 アタックポイント-10 相性 必殺ベスパ 相性適性(攻2,防0,体0,必3) 解説 マクドナルド「ハッピーセット」2010年5月の特典。8-008SRの再録。SR→プロモの再録はP-021 ディケイド以来2枚目。 カードナンバー P-104 レアリティ P タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカービッグスリッパー 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 350 ボウギョ 450 タイリョク 500 スロット 蹴 90 蹴 70 拳 70 蹴 70 拳 60 蹴 60 ライダースキル 名探偵の直感 コウエイのとき なかまのひっさつ+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体1,必2) 解説 2010年6月発売の小学館の書籍(コロコロイチバン!、てれびくん、幼稚園、小学二年生)2010年8月発売の「小学一年生」に付属。各誌ロゴ違い。「小学一年生」のみイラストが微妙に違う(エフェクトが星→スパークに変更)。 [部分編集] カードナンバー P-109 レアリティ P(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 疾風拳、唸る! ゼンエイのとき アタックポイント+20 ボウギョ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必2) 解説 ガンバライドチョコスナック第2弾に付属。7-002Rの再録。 カードナンバー P-110 レアリティ P(N) タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 1700 - - - - - - ステータス コウゲキ 450 ボウギョ 450 タイリョク 550 スロット 蹴 90 拳 60 蹴 60 蹴 80 拳 70 拳 60 ライダースキル 地球全ての知識 アタックポイント+10 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必1) 解説 ガンバライドチョコスナック第2弾に付属。8-010Nの再録。必殺技数値が低く、コウゲキ、ボウギョが少し低く、相性適性も数値が良くないので、高いダメージは臨めない。だが、「地球全ての知識」でセンコウがとりやすく、タイリョクが高いので結構コウエイ向きである。 関連商品付属カード/T [部分編集] カードナンバー T-067 レアリティ T タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 350 タイリョク 450 スロット 蹴 90 蹴 80 蹴 70 拳 70 拳 60 拳 50 ライダースキル 粉砕の嵐 ゼンエイのとき コウゲキ・ヒッサツ+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体2,必1) 解説 ライダーヒーローシリーズ初回特典。P-033の再録。 カードナンバー T-073 レアリティ T タイプ 風 必殺技 Lv1 ストームキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 500 ボウギョ 350 タイリョク 400 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 80 蹴 50 拳 60 拳 50 ライダースキル 旋風の道化師 ゼンエイのとき ひっさつ+200 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防2,体1,必0) 解説 オフィシャルバインダー第4弾特典。 ジャンボカードダス [部分編集] カードナンバー J-050 レアリティ J(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2200 - - - - - - ステータス コウゲキ 400 ボウギョ 350 タイリョク 500 スロット 蹴 90 拳 90 蹴 70 拳 70 蹴 50 拳 50 ライダースキル 疾風拳、唸る! ゼンエイのとき アタックポイント+20 ボウギョ-100 相性 ベスパなし 相性適性(攻1,防0,体1,必2) 解説 タッグファイリングシート第4弾に収録。7-002Rの再録で、J-049 ディケイドとセット。 カードナンバー J-077 レアリティ J(R) タイプ 風 必殺技 Lv1 ジョーカーサイクロンキック 2100 - - - - - - ステータス コウゲキ 550 ボウギョ 400 タイリョク 500 スロット 蹴 80 拳 80 蹴 60 蹴 70 拳 60 拳 70 ライダースキル その技、烈風の如し ゼンエイのとき あいてのアタックポイント-20 相性 ベスパなし 相性適性(攻0,防0,体1,必2) 解説 タッグファイリングシート第5弾に収録。8-009Rの再録で、J-078 BLACK RXとセット。 [部分編集] ガンバライドデータ ライダータイプ 風 武器/アイコン/剣・銃の種類武器なし/拳 登場作品 仮面ライダーW 声W(左翔太郎)の声:桐山漣(「W」左翔太郎役) W(フィリップ)の声:菅田将暉(「W」フィリップ役) 備考「仮面ライダーW」放送開始(2009年9月6日)に合わせ、第6弾(2009年9月17日)で参戦。 「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の入場者プレゼントとしてプロモーションカードが配布され第5弾に先行で登場した。 第5弾~第6弾の間は別の声優が声を入れており、台詞も一人で話していた。 ライダータイプの風は、サイクロンメモリが「風の記憶」を内包していて風の力を使うことからだろう。
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前回のあらすじ デンジ「せ、セレビィ!?」 オーバ「いや、お前知らんやろ」 デンジ「お前もだろ」 本編 マキ「せ、セレビィ!?」 セレビィ『不届き者が… もはやその行為、許すことは出来ない…ビィ』 アカギ「ほう… で、この最強に近い力を持つ私を、どう許さないというのかな?」 セレビィ『忘れたのか?お前もダークライの力を持つ者であれば、僕の能力は既に知っているはずだ』 アカギ「……時空超越、か」 マキ「時空、超越??」 タカヒロ「時間を超えるって事か?」 セレビィ『平たく言えばそういう事。 とにかく、お前たちをこの場から早々に退却させるにはこれしかない。 遥か未来にでも飛ばしてやる!』 アカギ「バカが…それをすれば貴様の命、身体すらも持たんはずだ」 マキ「ッ!? ほ、ホントなの?」 セレビィ『恐らく、この強大な力を超越させれば、僕の身体そのものが維持できなくなる… しかし、やるしかないんだ!』 マキ「ちょっ、セレビィ…!!!」 セレビィ『サラバ、マキ、ナタネ、タカヒロ!!』 アカギ「うおおおおおおおっ!!!?」 次の瞬間、セレビィとアカギ達は消えていた。 マキ「そんな、セレビィ…」 タカヒロ「な、なんてこった」 ナタネ「…とにかく、これでギンガ団の件は終わり…かな?」 長老「うーん、ムニャムニャ」 ナタネ「あたしは長老さんをポケモンセンターに連れてくから、 マキとタカヒロはそっちの…ッ!!」 マキ「? どうしたの!?」 アカギ「そう簡単に終わったと思うなよ…」 マキ「!!!」 タカヒロ「な、何だってんだよ!! 何で、ここにいるんだ!?」 マーズ「全てにおいてアカギさんが勝っていたという事よ!」 アカギ「残念だったな… ダークライの力を取り込んだ私にとっては、セレビィの力など問題外だったようだ。 最期の最後まで、アイツは『悪夢』を見ていた… 私を完全に消したと思い込んだ悪夢をな!」 マキ「そんな…じゃセレビィだけが!!」 アカギ「そしてもう一つ、セレビィは私にすばらしいプレゼントをくれた。」 次の瞬間、遺跡の地面を破り、巨大な2体のポケモンが姿を現した。 ディアルガ「でィィィィィィアルガァァァァァァ!!!!」 パルキア「パァァルゥゥゥゥゥキアァァァァァ!!!!」 マキ「な、何!?」 アカギ「もうここには用は無い。 この2体にも、既に悪夢を見させる事を完了した さぁて、時期が来るまでキサマラとの勝負はおあずけとしよう。 最高のステージへの招待券だ、受け取れ!!」 マキ「は、はぁ!?」 秘伝マシン3を渡された。 マキ「まっ、待ちなさい!!」 アカギ「さらば!! ふはははははははははははははははは!!!!」 アカギ率いるギンガ団は去っていった。 ナタネ「…どうしよう」 マキ「セレビィ…!!!」 続く
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I bet my belief ◆O4VWua9pzs ガタンゴトンと一定の間隔で揺らぐ車内。車窓から見える景色は車内から漏れる明かりに照らされたコンクリートの壁。 壁についた黒く汚れたシミが規則的な間隔で流れていく。眠気を誘うように流れてく。 そんな心地よい揺らぎの中、向き合ったまま座り込んでいたアカギとジグマール。 二人はお互いに知っていることやここに来た経緯など情報を交換した後、黙り込んでいた。 規則的に電車のうなる音、静寂を意味する音が響く。 沈黙が包み込む中、ジグマールは気まずい思いを抱いていた。 目の前でだらんと何もない空間を見つめるアカギをちらっと覗き見る。 一時的に協定関係を組んでいるとはいえ、元々お互いに何も知らない同士だ。 ジグマールはアカギの底知れぬ空気に圧倒させられていた。 この男が放つオーラ。自分の思惑も全て見透かれてしまうではないかと思わせる異様さ。 それに畏怖していた。 ジグマールはそんなことを振り切るかのように別のことを考えることにした。 先ほどS7駅で繰り広げられた戦いを思い出す。あの戦いで幾人のも猛者が乱闘を繰り広げていた。 自分は無駄な体力を消費したくなかったので、前線から一歩引いていたのだが。 そのなかで最も印象深い戦いがあった。ケンシロウとDIOと名乗る化け物との戦いであった。 見所はケンシロウの人間離れした戦闘能力? それとも、劉邦と吉良と同じ自動人形タイプのアルター使いであろう、DIOの人間離れした戦闘能力? 違う。確かに奴らの戦闘能力は目に見張るものがある。 だが、ジグマールが一番興味を抱いたもの。DIOの『人間ワープ』の疑惑だ。 私が見た限り、奴はケンシロウ相手に三度、私と同じ『人間ワープ』を使っていた。 ジグマールは記憶を手繰り寄せる。 最初の疑惑。ケンシロウがDIO目掛け、拳を振り上げた瞬間、DIOはケンシロウの側面にいた。 二つ目の疑惑。ケンシロウがDIOの背後に回った瞬間、DIOはケンシロウの背後にいた。 三つ目の疑惑。DIOが氷上を滑走中、瞬く間にケンシロウの目に指を突き入れたDIOがいた。 この三つは全て瞬きをする一瞬の出来事内で行われていた。明らかに自分の能力である『人間ワープ』と酷似していた。 だが、『人間ワープ』では説明の付かない違和感があった。 最初の疑惑時、ケンシロウの側面でDIOは剣を持っていた。 素手立ち向かっていた男が突然剣を持っていたのだ。素手の状態から剣を持った状態に変化する。 これは明らかに可笑しい。 奴はいつ剣を抜き出したのだ? そんな動作は一切見られなかった。 ワープ中に引き出したのか? いや……それは不可能だ。 『人間ワープ』は一瞬で移動する技であり、まさに一瞬である。 もし、私が素手の状態で『人間ワープ』したなら、素手の状態で移動先に着くのだ。 剣を抜き出すタイミングはワープ使用前か使用後しか出来ない。 現に『人間ワープ』の能力を持つ私が思うのだ、DIOの『人間ワープ』は明らかに可笑しい。 更にだ。二つ目の疑惑は可笑しくないのだが、三つ目も色々と変なのだ。 移動した瞬間、ケンシロウの目に指を突き刺した状態であったことだ。 ワープした瞬間、突き刺さっているのだ。 走っている状態から目に突き入れている状態への変化。 ありえない。『人間ワープ』ではありえない。 しかし、瞬間的に移動する点では『人間ワープ』である。 これ以上説明がつかない。 うーんと無意識のうちに頭を捻るジグマール。そんな悩める彼に不適な笑いが耳に付く。 「ククク……何か迷いごとかい? ジグマールさん」 アカギが声をかける。 「いや…少し分からないことがあって、悩んでいただけだ……別に気にすることではない」 ほんの些細な疑問なのでジグマールは言葉を濁す。 「ジグマールさん……分からないことは自分の中で溜めておくべきではありませんよ。 時には……他人と相談することで…見聞が広がるってもんです」 アカギの尤もらしい意見にジグマールはそれもそうだなと納得し、己が感じた違和感を話す。 「―――というわけ何だが、形だけでは『人間ワープ』なんだが、どうも『人間ワープ』では説明できないことが起きているんだ。 DIOの『人間ワープ』はどうしてもありえないのだ」 ありえない。殺し合いの舞台に来てからそんなことが多すぎる気がする。 自分に課せられた制限にしろ、自分と同等の強者が跋扈するにしろ、多すぎるのだ。 「…へえ……DIOというアルター能力者がねえ…」 アカギは虚空を見つめるように考えている。 ジグマールはケガの治療のスキンシップ時、自分が知る限りの情報をアカギに与えた。 アルター能力のことや自分が出会った人物たちの情報を簡単にだ。 元々殺し合いに参加していることを看破されたのだ。別段隠す必要はなかった。 もちろん自分が不利にならないように歪曲した事実で伝えてある。 それと、自分がアルター使いであることも隠している。 下手に自分の能力を晒すわけにいかない。一般人を装うことで最後まで生き残るために。 「なぜ…ジグマールさんはありえないと感じるんですか? 話しを聞く限りでは……『人間ワープ』でいいと思いますが…」 「そ、それは…」 嫌の事を聞かれる。ここで適当なことを言えば、疑われてしまう。 自分が『人間ワープ』使えるからこそ、ありえないと感じるわけで、一般人が一見するぐらいではDIOの能力は『人間ワープ』と捉えられるのだ。 それは、目の前のアカギにしろ、同じに違いない。 ここは私の口八丁が試される正念場だ。 「わ、私の知り合いに同じ能力のアルター使いがいるのだ。だからこそ、ありえないのだよ……アカギ君」 「……そうですか…それなら納得だ」 咄嗟のデマカセが効いたのかアカギは何の疑問を浮かべず、思案状態に入った。 ジグマールはひやひやしながら胸を撫で下ろした。 ガタンゴトンとまた静寂を意味する音が聞こえる。目の前のアカギは黙ったままだ。 すると突然。 「カテイがないのだろ…」 アカギが静かに口開く。 「…かてい……それって、親子とか夫婦を形成する『家庭』」 「フフ…違う違う……『過程』だ。 物事の進行の途中を意味するプロセスだ」 「プロセス?」 「そうだ……プロセスだ」 「それはどういう……」 突然。車内にアナウンスが鳴り響く。 S8駅に到着を意味するアナウンスがジグマールの言葉を遮る。 電車がS8駅に到着するとアカギは一通り、駅構内を眺めると、突然立ち上がり、ジグマールの手を取る。 「ど、どうしたのだ! アカギ!?」 「ジグマールさん、予定が変わった…ここで降りるぞ」 ジグマールはアカギの突如の変わりように驚きながらも、その気迫さに押し止められ、流されるようにS8駅に引っ張りだされた。 「一体どうしたのだ!? アカギがここに降りても……」 そうだ。本来ならボーリング場に向かうはずだった。 それなら、ボーリング場の最寄駅であるS9駅もしくはS10駅に降りるべきだ。 なのに…。 「くく……あと数分後に……三回目の放送が始まるんだ」 「……!!」 ジグマールはハッとする。失念していたのだ。 もうすぐ、放送が始まるというのに危険に合うことを恐れ、無理矢理アカギを引っ張り出し、南行きの電車に飛び乗ったのである。 そのとき、三回目の放送がそろそろ始まる時間だったのに、焦燥のあまり、時間など毛頭になかったのだ。 普通に考えれば電車内に放送が流れるだろう。 が、もし流れない仕様だったなら、完全聞き逃していたかもしれない。 アカギが時間に気づかなければ、電車に乗ったまま、聞き逃すところだったのだ。 アカギはズボンに手を突っ込みながら、横目でジグマールを覗く。 理解が早くて助かるといった目で見つめている。 ジグマールは何となくその小ばかにしたような目に苛立ちを覚える。 「で、どうするんだ。これから? 大幅に予定が狂ってしまったのだが」 「本当なら……もっと早くS10駅に着くと考えていたけどね……。 ここは臨機応変ってことで行きましょう」 コツコツと駅構内を歩きながら、アカギは改札口に向かった。 「くっ」 ジグマールはなんとも性格を掴め辛いアカギに苛つきながら後を追う。 奴は私の僕ではなかったのか、と自問自答しながらジグマールは付いていった。 そのときである。アカギに対する苛つきを吹き飛ばす声が広がった。 『さて諸君―――』 糞忌々しい光成の声だ。 今の無様の現状に怒りを覚えるジグマール。 ほぼ無制限に使用できた『人間ワープ』がかなり制限によって使用できないこと。 本来の力さえ、解放できれば、恐怖に怯えず戦えるのに。 「畜生っ」 もやもやとした怒りをどう発散していいのかジグマールは言葉を漏らす。 怒りに打ち震えるジグマールを尻目にアカギは淡々と放送内容を聞き入っていた。 相変わらず表情に変化がみられないアカギ。 何を思っているのであろうか? 何を感じとっているのであろうか? この男は何者だと更にアカギに対する認識が不透明になっていく。 +++ 散乱したガラスの破片、散らかった書類。乱れたデスクの数々。 アカギとジグマールは壮絶な光景となっている車掌室に探りに入っていた。 争ったらしき形跡が根強く残った車掌室。 本来ならボーリング場に行くため、S10駅の電車に乗るつもりだったのだが。 その方面行きが半時間待ちになっていたのだ。 そこで、アカギの提案で空き時間を利用して、周囲を探索することになったのだ。 その途中、アカギが構内の廊下に途轍もない力で拉げられたデスクが転がっているのを発見したため、今の状態に至ったのだが。 ジグマールにとって、それは気が気になって仕方がなかった。 この惨状を作り出したのは自分のアルターであるギャラン=ドゥであったので、ここを調べても何も情報が得られないからだ。 それに、末恐ろしい観察力を持つアカギにあまり詮索されたくなかったのだ。 ジグマールは次のところに行かないかと、アカギに促していた。 「まあまあ……ジグマールさん……そんなに急ぐことはありませんよ」 アカギは室内に放置されていたバズーカーを手に取りながら、中に弾が込められていないことを確認すると辺りを見渡す。 「ジグマールさん……変だと思いませんか…」 壁を見渡しながらジグマールに尋ねる。 「特におかしい所はないと思うが……」 アカギ弾切れになったバズーカーの引き金をカチカチと鳴らす。 「弾切れになっているのに、この部屋には銃創が一切残っていない……変だと思いません?」 「それも……そうだな」 適当に相槌を入れるジグマール。 「……一見…この部屋は争いごとがあったとしか思えない…しかし……それが全く感じられない」 どうしてそんなことが分かるんだ、とジグマールはアカギに疑いのまなざしを向ける。 「簡単なことだ…足元を見れば分かる」 ジグマールは足元を見る。 そこには自分の顔が映るほど綺麗に透き通った白いタイルが規則的に並んでいる。 「ただ白いタイルが敷かれているぐらいじゃないか」 「ククク……床には一切跡が残ってない…。 普通争いがあればなんらかなの形で跡を残す。 人間である以上……逃げるにしろ…闘うにしろ…自分の脚力を奮い立たせ地を蹴る。 だが…ここには一切擦り切れた靴の跡がない。つまり……ここで争いなんてなかった」 「争いがなかったことに何の意味がある? それにあれはどう説明する」 ジグマールは指差す。その方向には無残な姿になったワークデスクがあった。 「オレが思うに…あれは怒りのあまり…投げ飛ばしたんだ」 なんとも根拠のない答え。だが、アカギが次に紡ぐ言葉にジグマールの中で戦慄が走る。 「手に取るように分かる……自分が強者であると自覚した奴で…プライドを逆撫でされたんだ。 気にくわないことがあったのだろう……思い通りにならなかっただろう。 ……怒りの限りね…」 アカギは目を閉じ、想像しながら語った。 ジグマールに身の毛が弥立つ。 アカギはまるでここでギャラン=ドゥと自分の出来事を見たかのように語るのだ。 「まるで根拠がない。それに、それを知って何の意味がある?」 アカギの馬鹿げた推論に無意識に声を荒げる。 いや、違う。ジグマールは恐れていたのだ。 もしかして、アカギは自分の能力を暴いてしまうではないかと。 アカギの悪魔じみた洞察力に身を凍えさせていた。 「ククク…相手の思考を読み上げることは……駆け引きには重要なことだ」 そう言うと、アカギは興味がなくなったのか車掌室からそそくさと出て行った。 ジグマールも置いていかれないように付いて行く。思考が付いていけない、そう思いながら後を追う。 S8駅に出ると、空はもうすっかり夕方の名残を鳴り潜め、外には紺碧の夜空が広がっていた。 そんな夜空の下にアカギとジグマールはマンションに向かっていた。 間隔ごとに並んだ電灯を灯りに二人は目的地に突き進んでいた。 一度マンションに立ち寄ったことがあるジグマール。 アカギに特に何もなかったことを進言するが、アカギはお構い無しに歩き進んでいた。 ジグマールは頑固な奴だと、ため息をつきながら一緒に行動していた。 相変わらず、会話のない二人。 何も会話がないのも難だったので、ジグマールはこの機会に聞き忘れていた疑問を尋ねた。 電車の中でアナウンスに邪魔され、聞きそびれたアカギの回答。DIOの能力の考察を。 「そういえば、アカギ……DIOの能力のことだが…」 いまさら聞くのは何となく負けたようで胸がむかつくがそんなことは言ってられない。 答えがまだ分からないのだ。仕方なしに聞く。 「何を言おうとしていたのだ?」 不適な笑みを浮かべるアカギ。その目は全てを吸い込みそうなぐらい深い。 ジグマールは目を背けたくなる。が、負けじと視線を交差させる。 「……プロセスがないのだろ…DIOの『人間ワープ』は…」 「プロセスだと……『人間ワープ』には元々『過程』などない」 現在地から目的地に一瞬で移動する『人間ワープ』。 空間を支配したこそ可能にしたこの能力。 空間と空間を繋げることで一瞬の内に移動することが可能なのだ。 過程という概念など最初からありはしない。 「フフ…言い方が悪かったな……言い直す。 DIOの『人間ワープ』は『過程』が省略されている…」 「省略…それはどういう意味だ?」 「そのままの意味さ。『過程』が省略されているのさ」 「だからどういう意味なのだ!?」 ジグマールはアカギのもったいぶった言い回しに苛立つ。 すると、アカギは足を止め、視線に上に上げる。 「おっと……目的地に着いたようだな…」 目の前には大きく聳え立つマンションがあった。 どの部屋も光が灯らず、暗鬱な空気を漂わせていた。 アカギはそんなマンションに立ち寄ろうと入り口に進む。 しかし、ジグマールはそれを遮る。 「ここには何もない!! その前に先ほどの意味をおしえてもらいたい」 ジグマールにとってケンシロウとキュルケの出会いの場所。 これといって何も変哲もないマンション。 「フフ……そんな焦る必要はありません…」 アカギは掻き割るように突き進むが。 身体を大の字に広げ、反復横跳びの要領でマンションの入り口をとうせんぼするため、中に入れなかった。 「教えるまでここは通さんぞ!! さあ、私に教えるがよい」 「……やれやれ」 アカギは勝てないなと呆れながら、視線をジグマールから逸らす。 その視線の先に興味深いものがあった。崩壊したビルの瓦礫である。 それは約200メートル先に不気味に佇んでいた。 戦闘があったのだろうか、ジグマールの情報に無い光景。 アカギは埒があかないと話をすりかえる。 「分かったよ……ジグマールさん…あそこの瓦礫に着いたら……教えてやりますよ」 「いいだろう。しかし……歩きながら教えろ」 「……やれやれ…分かりました」 瓦礫のまでの道中。闇夜が覆い尽くす道路を歩く影。 ランタンの明かりだけが瓦礫へと続かせる道しるべ。 ジグマールは歩きながらアカギの考察の続きを聞き入れていた。 「…ジグマールさんが指す『人間ワープ』は瞬間的に目的の場所に移動するんだろ…。 つまり……『始動』から『始動』に移動するというわけだ…」 ジグマールは理解できずに言い噤む。 「……例えば何らかの状態で『人間ワープ』を使えば……同じ状態で移動する。 そこから…攻撃するなり…防御するなり…行動を『始動』させるということだ… さっきも言った通り……『始動』から『始動』に移動するわけさ…」 アカギは更に言葉を続ける。 「だが…DIOの『人間ワープ』は『始動』から『結果』に一瞬で移動すると考えられる。 つまりだ…… 始動→過程→結果 とする、当たり前の流れが… 始動→結果 と、『過程』が省略されていることだ… そしてだ。ジグマールさんの三つ目の疑惑に当てはめてみる…… DIOがケンシロウの元へ向かう→ケンシロウの側に移動→目に指を突き刺す という流れになり、そこに『過程』である『ケンシロウの側に移動』を取り除けば… DIOがケンシロウの元へ向かう→目に指を突き刺す ジグマールさんが知覚した光景に当てはまるわけさ……まさに一瞬の出来事だ…」 ジグマールはアカギの凄まじい考察力に驚愕した。 「つまり…奴の能力は最初から『人間ワープ』ではなく」 「そう……元々別の能力だったわけさ……」 アカギがそう言うといつの間にか目的の瓦礫に到着していた。 瓦礫。崩壊したビルの面影は一切無く、ただ不気味であった。 全面に敷き詰まれたガラスの破片。 所々に散漫したコンクリートの塊、突き出た鉄柱のオブジェが飾られ、電灯の明かりと合わさって不気味さを演出させている。 タンクから漏れ出す水滴の音、歩くたびにガチガチとガラスの金切り音がまるで鎮魂歌を思わせるメロディーを奏でる。 そんな情景にジグマールはなんともいえない不気味さを感じた。 「一つ聞いていいですか? DIOが能力を使用した時……周囲の状態は変化していましたか?」 アカギは瓦礫を探索しながら問いかけた。 「いや…別段変化はなかったが?」 「そうか……それなら……DIOの能力が判明した」 またもやジグマールは驚愕する。 「奴の能力は……何秒かその場にいる人間の知覚と動きを止める能力だと考えていた。 しかし……その能力だと周囲の変化は止められない。 ジグマールさんの意見を踏まえると…この線は無い… そこで……知覚も動きも周囲を止める能力だと判断できる・・・ つまりDIOの能力は―――」 アカギが言い終える前に、ジグマールは理解した。 ここまで来れば、ほとんどの者は自ら答えを導けるだろう。 奴の不自然なワープ移動の謎が解けていく。 知覚も動きも周囲を止めるだと、だとすれば… 「―――時を止める能力」 ジグマールの膝が瓦礫の上に崩れ落ちる。 ガラスの破片が膝に少し喰い込んだが、痛みは感じなかった。 まさに自分のプライドが崩壊した瞬間であった。 空間を支配した『人間ワープ』。世界を制することが出来る最強のアルター能力だ。 だが、しかしDIOはそれを遥かに上回る能力。 時間を支配した『タイムストップ』。まさに神がかりの能力だ。 本当に世界を制することが出来るアルター能力だ。 そして、何の対抗策も無い。 最強のアルター使いDIO。 優れた運動神経を有しており、目からビームを放出し、周囲を凍らし、高い再生能力を持ち、更に時を止める具現体を持つ化け物。 それがDIO。 勝てるはずない。僕の能力でも勝てるはずない。 ギャラン=ドゥですら勝てない。DIOの能力は反則だ。馬鹿げている。 奴は三度も『タイムストップ』の能力を使っている。いや、もっと多く使用していた可能性さえある。 しかも、反則に近い能力なのに体力もそんなに消費してないように見える。 自分は『人間ワープ』を使用するたび、かなり体力が消費されるのに何故……奴は? 何故? 僕の能力だけ、こんなにも制限されるのだ。 何故? 僕が何をしたっていうのだ。 畜生!! 畜生!! 畜生!! あまりのショックで茫然自失となっているジグマール。 そんな彼にため息をつきながらアカギは近づく。 「ジグマールさん……ボーとしている暇はありません」 アカギの励ましの言葉。 衝撃は大きかったがジグマールは聞き入れる。 「確かにDIOの能力は世界を制することが出来る力。 俺たち人間では……到底太刀打ち出来ない能力。 ……まさに不条理な能力」 「だけど…敵いっこないじゃないか……」 「フフフ…今俺たちは殺し合いという名のギャンブルの世界にいる。 運の無い奴……力が無い奴が……無残にも食い殺される。 まさに不条理な世界だ…。 くく…だけど……おもしろいと思いません?」 ジグマールは涙目でアカギを見る。 「な、なにが?」 「不条理こそギャンブルの本質…… そんな不条理に打ち勝ってこそ高みに登れる…… そう思うと…おもしろくありませんか?」 ジグマールはアカギに振り向く。 視線を虚空の空に向け、不気味なほど真剣な表情のアカギ。 その瞳は暗黒を思わせるほど黒い。 全てを塗り潰してしまいそうな、全てを吸い込んでしまいそうな黒だった。 邪な目。だが、子どものように無邪気で純粋な目であった。 「でも……でも……時を止められたら…どうしようもないよ」 生き残れない。自信を失っていくのが分かる。 能力であるギャラン=ドゥは制限で半時間ぐらいしか表に出られないし、 頼みの綱である『人間ワープ』もそう何度も行使できない。 無残にも殺されてしまう。 それだけではない。 敵である劉鳳やシェリス・アジャーニはまだ生きているし、 先ほどの放送でマリアや銀時、ルイズは死んだようだが、 私の素性を知っている吉良やコナンはまだ生きている。 刻々と自分の悪評が広まりつつあるのだ。 それに、ケンシロウとキュルケを見限った自分には味方すらいないのだ。 自分は生き残れる可能性はかなり低いのだ。 でも、どうして? 目の前の男は… 「DIOだけじゃない。ただでさえ…勇次郎やラオウ、僕たちを圧倒的に凌ぐ強敵までいるのだ。 どうしようもないじゃないか!!何も出来ないまま、殺されてしまうんだ。 アカギは恐ろしくないのか……死んでしまうのだぞ……? 今までの功績も名誉も全て無意味に失ってしまうんだ。 …お前は恐くないのか?」 夜空を見つめていたアカギは間を切り、不意に顔を向ける。 「確かに真向からDIOや勇次郎とぶつかれば、何も出来ないまま殺される。 まさに無意味な死。けれど……。 『無意味な死』ってやつがまさにギャンブルなんじゃないの…… 俺はずいぶん長くそう考えてきたが違うのかな…?」 「あくまで、それはお前の考え方だ。普通の人間は死を恐れる。だが、お前は…」 狂人。死を恐れぬ狂人。 こいつは狂っている。気が触れている。 現実から目を逸らした臆病者だ。 ハッタリに違いない。 自分と同じように臆病なだけだ。 「普通、人なら死を恐れる。お前は本当に人間なのか? …アカギ? だったら、死を恐れないお前は何を恐れるのだ?」 ジグマールは自嘲気味に問いかける。 アカギの目は相変わらず虚無の世界に引き込まれそうなぐらい深い。 「くくく…俺は少々捻くれているだけで…普通の人間さ。 アルターもスタンドも使えやしないただの人間さ…ジグマールさんと同じように。 …死ぬことは恐くない。俺がただ恐れるのは……」 アカギは少し間を置く。 「自分が自分でなくなるときだ。 この俺の 『俺』 だという気持ち意識が吹っ飛ぶ。そこが問題だ。 俺が恐れるのは…俺が 『俺』 でなくなること…それだけはご免だ だから、俺は常に自分の意志を貫いている。 どんな逆境が降りかかろうとも俺は 『俺』 でいる。 ……ただそれだけさ」 圧倒的に力はないのに、何故そこまで自分を信じられる。 アルター能力も無い、ただの人間であるアカギにジグマールは驚いた。 なぜ、そこまで自分の信念を誇れるのか。 私はただただ怯えていただけなのに。 自分の力を信じず、ただ死を恐怖して。 ギャラン=ドゥに頼りっぱなしであった。何一つ己を出さずにいた。 けれど、目の前にいる儚い人間であるアカギは…… ―――自分を貫いている。 ジグマールはそんなアカギを羨んだ。 そして、自信を失ったジグマールは尋ねる。 とても殺し合いに乗っているとは思えないアカギ。 そこまで自分の意志を貫こうとするアカギの目的を。 この殺し合いの舞台で何をしたいのか? 至極興味が湧いてきた。 アカギはこの場で何を見据え、行動しているのか? それを聞けば…自分も… ―――アカギのように信念を貫けるような男に なれるかも知れないという甘い期待を願って。 「アカギ……お前は―――」 「しっ…ジグマールさん。黙ってください…」 突然、アカギは耳に手を当て、音を探るように指を広げる。 「ど、どうしたのだ…アカギ!」 「変な…音が何か聞こえませんか?」 そう言われると、ジグマールは耳を澄まし、周囲に集中させる。 パキパキ ガラガラ そんな押しつぶれたようなか細い音が交互に聞こえる。 埋もれた死者が甦るように地面から這い上がってくる。そんな感覚を思わせる音だ。 「何の音だ? アカギ」 「まだ分かりません…でも用心に越したことはありません」 アカギとジグマールに緊張が走る。 この瓦礫の山で、奇怪な音がするのだ。周囲を見渡し、警戒を怠らない。 ランタンの灯りを消し、自分たちの存在を消す。 すでに遅いかもしれないが、場所を特定されないよりましである。 辺りは薄暗い、ここから離れた道路に立っている電灯だけが頼りだ。 パキパキ ガラガラ 音は弱まるどころか、強まるばかりだ。 二人は周囲に警戒を強める。 そんなときである。 ボコ 音が変わった。 すると突然アカギが叫ぶ。いや、叫ぶというよりは語気が強くなったと言うほうが的確である。 冷静なアカギの口調が強くなったことに驚いて、ジグマールは思考が追いつかなかった。 すぐに一瞬の間を置いて下を見る。 「ジグマールさん。下です」 「……何!?」 薄暗い足元を見ると地面に膨らみが現れる。 瓦礫の山を押し切り、そこから現れたのは髑髏だった。 ジグマールはその髑髏と目が合う。 そして、死神を想像させる髑髏が唐突に断末を上げるように絶叫する。 『コッチヲ見ローーーー!!』 その瞬間、髑髏から爆炎が舞い上がる。 ジグマールの視界に炎が映る。炎がスローモーションのようにゆっくりと迫り来る。 徐々に身体を包み込もうとする。 死を覚悟する前にジグマールは咄嗟に動く。身体が死を認識する前に発動させた。 己の武器である『人間ワープ』を。 爆心地から離れること、2メートルの地点にジグマールがいた。 アカギはジグマールのいる方に振り向く。 その表情は落ち着いている。が、爆発に巻き込まれたはずの男がぴんぴんとしているのだ。 さすがに驚いたのであろう、小さな笑みを浮かべる。 身体が咄嗟に『人間ワープ』を使ったために思考が混乱するジグマール。 「ジグマールさん! 安心するのは早いですよ、ここは一度引きましょう……」 思考が自動的に回復するまえに、アカギが喝を入れる。 「!? 分かった」 安心するにはまだ早いかった。 あの髑髏はさっきの爆発に壊れずに、続けてアカギに向かっていたのだ。 『コッチヲ見ロウ』 と、声を上げる。それは先頭に髑髏を施した悪趣味な玩具の戦車であった。 しかし、それは見た目だけであり、動く爆弾であった。 「とりあえず、あそこに逃げましょう」 アカギは住宅街を指差すと、すぐに全力で走り去った。 「く」 遅れてジグマールはアカギを追う。 髑髏の戦車はいつの間にか自分のほうに目標を定め、後ろから追ってきていた。 歩きと走りの中間ぐらいの速さで後を追う爆弾。 ジグマールは全身の痛みを堪えて全力で走った。 「あの髑髏、どこかで見たときあるぞ…」 走っているとはいえ、ジグマールの思考が澄んでいく。 自信を失っているとはいえ、HOLYの隊長を任されるほどの持ち主だ。思考の回転力は劣ってはいない。 あの悪趣味な髑髏。確か吉良の自動人形タイプのアルターに施されていたアクセサリーにそっくりだ。 一度、戦ったあるから見間違いは無い。明らかに同じ髑髏である。 気配は一切感じられないがこの近くに吉良がいるということか? まだ、分からん。しかし、一つ言える事は、奴の能力は追尾爆弾を作るの能力だと考えられる。 パワーだけの劣化した劉鳳かと侮っていたが、有効範囲もかなり長く、恐ろしい能力だ。 「こんな能力を隠し待っていたとはなア…侮れない男だ。暗殺者としてHOLYに欲しい人材だ」 今更ながら感心した。 ジグマールは疲労困憊ながらも爆弾から目視できないほど距離を離し、 手招きするアカギに誘われ、民家の中へと入った。 真っ暗闇に包まれる部屋の一室。 電灯にスイッチが入れば、もっと明るく出来るが、先ほどの爆弾のこともあり、 敵に居所を悟られるわけもいかないのでランタンの灯りのみが光源であった。 ジグマールは息を切らし、水分を取り、気を落ち着かせる。 会話はすぐに先ほどの出来事に向いた。 「ここまで来れば大丈夫だろう」 ジグマールはフウと息を漏らし安堵する。 「一応警戒はしておいてください。まだ、どんな能力か分かっていませんから…」 アカギが進言すると、ジグマールは鼻息を鳴らす。 「フフ。もう大方予測が付いたよアカギ」 勝ち誇った笑みで語る。爆弾の正体が何であるのか。 考察の全てを誇らしく語った。 「―――だと、するとアレは吉良吉影のアルター能力だと言うんですね」 「ああ、そうだ。私のビューティフルな頭脳を働かせれば簡単なことだったよ…… 本体である吉良を倒せば、NO問題だ。 そぉぉして、たぶん奴はどこか近くにいるはずだ」 ポーズを決めながらアカギに笑みを向ける。 「ククク……奴はここにはいないさ」 がくっとポーズが崩れる。 「何だと? 何故分かる?」 「簡単なことさ……あの爆弾が現れたときを思い出してほしい」 「確か……地中からだったな」 ジグマールは適当に相槌を打つ。 「そうだ。たぶん、ビルの崩壊もこれが大いに絡んでいるだろうが。 …あの爆弾は最初から瓦礫に埋もれていたということになる。 吉良は何らか理由でこの能力を使わざるをえなかった。 本来なら、回収するところが……瓦礫に埋もれたおかげで回収できなかった。 ……俺たちはたまたま埋もれた爆弾が飛び出すところに出くわしたってとこだろ」 「だが、そうとも限らない。アルターは使用者の思い通りに形成できるのだ」 「……今更だな……ジグマールさん。ここには未知の能力が蔓延っているんだ。 今更、『ありえない』は無しだ…」 鼻に付く言われようにジグマールはそっぽ向く。 「それに、ジグマールさん……あなたの能力について伺いたい。あなたの能力は―――」 ついに来たかとジグマールは言われる前に全詳細を語った。 「『人間ワープ』だ。アカギ! 有効範囲は半径2メートル。 持っている物は自分の意志で持ち運び可能で、使用するたびかなり体力を消費する」 屈辱であった。自分の能力を詳細に語るほど、怒りが湧いてくる。 どれだけ現在の『人間ワープ』が劣化しているのかを。 本来の力を全く以って引き出されていないかを。 自分から認めているようで、無性に怒りが溢れ出す。 かなりの制限を施した光成に対して怒りが満ち溢れる 「本当なら、もっと広範囲に移動できるのに、疲れ知らずの技なのに。 …畜生……光成め」 恨みの篭った口調で言い終える。 アカギはそれを聞き終えるとすぐに問いかける。 「ジグマールさん。一つ聞いてもいいですか」 「構わん。知っていることは全て話そう」 「…本来の『人間ワープ』はどれくらい距離を移動できたのですか?」 「そんなことを聞いて何になる? ……まあ、いい教えてやる。 本来なら最大200メートルは可能だ。少々疲れるから使いはしないがね。 短い距離なら疲れることなく、何度も使用可能だ」 「そうですか……ありがとうございます」 一礼すると、アカギは質問を続ける。 「『人間ワープ』以外に他に能力をお持ちですか」 ジグマールは一瞬顔をしかめ、答える。 『人間ワープ』がばれたとはいえ、能力を全て話す気にはなれなかった。 手の内を公開するわけにはいかない。 ギャラン=ドゥにいたっては絶対に話すわけにはいかなかった。 ここは適当に嘘ついておこう。 「残念だが、アカギ。私は『人間ワープ』以外―――」 その瞬間。 ガラスの割れる音と共に。聞き覚えのある声が聞こえる。 『コッチヲ見オウ』 あの吉良の追跡爆弾が窓を突き破って迫ってきたのだ。 更にジグマール目掛け。 「何にィ!!」 タイミングが悪すぎと心の中で雄たけびをあげる。 ジグマールは咄嗟に腕を翳す。 すると、ジグマールの腕から衝撃波が巻きおきる。 その衝撃によって髑髏爆弾はビデオの巻き戻しのように屋外に吹き飛んでいった。 「なるほど……分かりました」 アカギはジグマールのもう一つの能力を見ると笑った。 最悪だと、頭を引きつかせ涙交じりで 「ああ……そうだ。これが私のもう一つの能力だ…」 と、ジグマールは笑みをこぼした。 「……とにかく、ここを出ましょう」 「嗚呼…分かった」 あまりの運の無さに涙が溢れそうだった。 外に出ると当ても無く走り出した。あの追尾爆弾がどこまでも追いかけてくるからだ。 後ろの暗闇から髑髏の爆弾が迫ってくる。そして、そのプレッシャーは計り知れない。 ただでさえ全身のケガで体力が消費されやすいのに。 このままでは、爆発に巻き込まれるのは自明であった。 「くっ、どうして奴は私たちの居場所が分かったのだ」 完全に巻いたと思ったのに、完璧に追跡してくるのだ。 何らかの機能が働いているに違いない。 「まだ、分かりませんよ。ジグマールさん。 言える事は…何らかの方法で俺たちの居場所を把握しているぐらいですよ」 アカギの冷静な態度にちっと舌打つジグマール。 まるで焦っている自分が馬鹿みたいじゃないか。 嫉妬に似た感情を覚える。 「くく…早く対処しないといけませんよ。 あの爆弾はまるで……蛇のように獰猛で執念深い」 一瞬喜びに満ちた笑みを浮かべるアカギ。 ジグマールは見間違いかなと目をこする。 そこにはいつものように表情の無いアカギであった。 「く、どうにかしないと…」 このまま走り続けても体力がもたない。 ジグマールは必死に考える。あの蛇のように執念深い爆弾から逃げる術を。 (蛇ような能力だ。ん……へび? 蛇だと……分かったぞ) インスピレーションが舞い降りる。 ピコーンと豆電球が頭上に現れることが分かるほど、天啓のような閃きだ。 「分かったぞ、アカギ。奴は蛇だ。蛇のように私たちの熱を感知して、追跡しているのだ」 どこかで蛇の生態を聞いていたからこそ到達できる考察。 アカギでは到達できない知識の領域。 科学が発展した未来から来たジグマールと昭和の時代からアカギ。 知識では圧倒的にジグマールのほうが上であった。だからこそ、到達できる考察。 しかし、アカギなら本能で嗅ぎ取るかもしれないが。こ こではいち早くジグマールが嗅ぎ取ったのだ。 「…なるほどね」 アカギはジグマールの考察を聞くと、すぐにパックから斗貴子から奪ったランタンを道路のど真ん中に置いた。 だんだんと離れていくランタン。背中越しに灯りが漏れている。 一分もしないうちに爆発が起きた。二人は後ろを振り向くとランタンの置いた場所が炎に包まれていた。 ランタンの光は無く、新しく火の灯りが生まれていた。 「ビンゴじゃないか、アカギィイ」 ジグマールは誇らしくアカギの肩をオーバーに叩く。 「そうですね…」 アカギは頷く。 ここからが正念場であった。 熱源で探知していることが判明してもまだ根本は解決していない。 ここからはどうにかして、爆弾を追い払う必要があるからだ。 「アカギ、何か策はあるか?」 ジグマールは何気にアカギに相談する。 こいつの考察力ならあっという間に解決策を捻り出すだろう。 そう期待して問いかける。 アカギはそんな問いに間を置いて、答える。 「……ここはリスクを細分化させましょう」 「リスクを細分化させる? どう言う事だ?」 「つまり…」 アカギは突如方向を変え、走る速度を上げる。 「二手に別れるってことさ……確立は1/2の博打。 運のいい奴が生き残り、悪い奴が追われる。 簡単だろ…」 そう言うとアカギは一目散に闇にまぎれていった。 「ちょ…おま…そんな無責任な」 ジグマールは無責任なアカギの後を追うが、すでにアカギは闇に溶け込んでいった。 アカギを見失ってしまった。 「くっ…仕方がない」 ジグマールは気持ちを改め、全力でアカギとは反対の方向へ走り出す。 アカギの言うとおり、今ここで運が試されているのだ。 いくら力を誇る奴でも、運が悪ければ死に至ることすらあるのだ。 HOLYの隊長に上り詰めた私の運は底無しにある。それは、自負できる。 (アカギの奴め…血迷ったな) 運の良さでは、私の右に出るものはいない。 爆弾に追われるアカギを想像すると笑いが溢れそうだ。 『ハア、ハア……こんなことなら賭けなければ良かった…ジグマールさん!! 助けてくれー!!』 あの冷静沈着なアカギの焦り姿が目に見える。 「ハッハッハ、この勝負。このジグマールが勝利した」 その数分後。 『コッチヲ見ロォォーー!!』 「ひぃいぃいーーー!! 何故この私がぁあぁああああーーー!!?」 シアーハートアタックはアカギではなくジグマールを追っていた。 「ギャラン=ドゥ…アカギ…いや誰でもいい!! 助けてくれー!!」 ジグマールの悲痛な叫び声が木霊する。 彼の受難はまだ続きそうである。 【E-4 池の公園前 1日目 夜】 【マーティン・ジグマール@スクライド】 [状態]:全身に負傷中(治療済み) 美形 中程度の疲労 [装備]:本部の鎖鎌@グラップラー刃牙 アラミド繊維内蔵ライター@グラップラー刃牙(未開封) 法儀礼済みボールベアリングのクレイモア地雷(リモコン付き)@HELLSING(未開封) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本:生き延びて全宇宙の支配者になる 1:シアーハートアタックから逃げ延びる 2:アカギの目標が聞きたい 3:ギャラン=ドゥの言うとおりに行動する 4:ギャラン=ドゥが活動できるまで戦闘は避ける [備考] ※アカギと情報交換しました ※人間ワープにけっこうな制限(半径1~2mほどしか動けない)が掛かっています 連続ワープは可能ですが、疲労はどんどんと累乗されていきます (例、二連続ワープをすれば四回分の疲労、参連続は九回分の疲労) ※ルイズと吉良吉影、覚悟、DIO、ラオウ、ケンシロウ、キュルケはアルター使いと認識しました ※吉良吉影の能力は追尾爆弾を作る能力者(他にも能力があると考えています)だと認識しました。 ※DIOの能力は時を止める能力者だと認識しました。 【ギャラン=ドゥ@スクライド】 [状態]:ジグマールに潜伏状態 全身に負傷小(自己治癒中) 小程度の疲労 [思考・状況] 1:成り行きを観察中 [備考] ※ギャラン=ドゥは制限によりジグマールと命運を共にしています そのため、ジグマールを生かしています ※ギャラン=ドゥは制限により、30分前後しか表に出られません(それ以降は体力を大幅に消費してしまいます) ※表に出られる時間はギャラン=ドゥ本人の体力と精神力に依存しています ※一度引っ込んだら2、3時間ほど間を置かないと、表に出られません(無理をすれば出られますが、体力を大幅に消費してしまいます) ※人間ワープにジグマールほどではないが、けっこうな制限(半径3~4mほどしか動けない)が掛かっています 連続ワープは可能ですが、疲労はどんどんと累乗されていきます (例、二連続ワープをすれば四回分の疲労、参連続は九回分の疲労) +++ 後編
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レッド・サイクロプス(OCG) 通常モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1700 レッド 下級モンスター 悪魔族 闇属性